上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- コラム「坂村真民記念館へ行ってきました」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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坂村真民記念館へ行ってきました

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ライフプランの心 フォローアップ 2017-12-28 20:51

 18日に、愛媛県松山市からバスで40分の砥部町にある、坂村真民(さかむら しんみん)記念館へ行ってきました。坂村真民氏は、愛媛県各地の学校の先生をされながら、詩の創作をされた方です。 

「念すれば 花ひらく」のことばが大変有名で、

日本各地に彼の言葉が書かれた石碑が残っています。 

 月刊致知で何度か写真や詩作を拝見し、仙人のような方で山里離れたことろに住んでいた方かと思いました。記念館へ行ってみると、彼は3人のお嬢様を育て上げた普通の父親であることがよくわかりました。ちゃぶ台が買えるような暮らしになった、子どもが結婚したといった、ごく普通の暮らしの中から、家族愛、人間愛といったものにあふれた詩を生み出しておられます。 

記念館の展示は、ほとんど直筆やその写しによるものでした。

書家でなくても、書かれた文字そのものが人柄を表し、詩の内容がより生き生きと伝わってくるように感じました。 


中でも特に印象に残ったのが、写真にある詩です。

幼い子の純真さを強く感じます。人生経験を重ねていくと、知識や経験の積み重ねができてくるのですが、初々しさや純真さや素直さが遠く彼方に追いやられていくのではないでしょうか。私の心の曇りや幼いころに持っていた純真さにはっとし、写真に収めました。  


 小説のように多くを語らず、かっこよい言葉を使わず、その時の空間や人物の喜怒哀楽を切り取り凝縮することの凄さを見せつけられた思いがしました。 

私の仕事では、「多弁になるな」とよく言われます。

相手の話を聞き、感じ、その時の間合いからひねり出す簡素な言葉がお客様にとって価値のあるものなのでしょう。「あなたから、いろいろなことをお聞きすることができました。」とお客様がいわれた時、実はほんの少しの言葉をお客様が一所懸命に聞いてくださったに過ぎなかったりします。

 坂村真民氏の詩も、きっとこのようなものなのでしょう。私も凝縮した言葉を話せるようになりたいと切に思いました。

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