専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
現金残高は難しい
-
経営
会計・税務
2012-01-29 01:00
おはようございます、ただいま膝の上で子供が寝ています。
天然カイロのようで大変に暖かいです。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
会計の粉飾は現預金残高に痕跡を残しやすい、という話を紹介中。
今日は現金残高について。
預金残高が誰の目から見ても明らかであるのに対して、
現金残高というのは実は中々にわかりづらいものです。
例えば現金出納帳をみると残高10万円と書いてある。
しかし本当に10万円の残高なのかは財布や金庫の中を実査して
みないことには分かりません。
例えば売上を隠しておいてそれを現金で回収してしまうと、
その流れを追うのは預金に比べて難しいのですね。
余談ですが、これは相続税のような資産税でも同様です。
手元に現金が多額にあるような場合、それをしっかりと資産計上して
いるかどうかは中々に把握しづらいものです。
現金の場合は
・費用と収益の対応関係
・残高の推移
この辺りが粉飾を見抜くポイントになってくるかと思われます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)