高橋 昌也(税理士)- コラム「自己資本と総資本、ケースバイケース」 - 専門家プロファイル

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自己資本と総資本、ケースバイケース

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経営 会計・税務 2012-01-03 01:00

おはようございます、昨日は子供と義理の弟の四人で釣りに。

新年一発目は坊主はかろうじて逃れました。


昨日からの続き、小さな会社と会計について。

自己資本利益率と総資本利益率の話を取り上げています。


どちらをより重視すべきなのか?

これは過去からの流れにもよります。


例えば過去に累積赤字を出していてようやっと上向いた場合。

この場合、自己資本の数字は元々低いものになっているはずです。

(過去に出した赤字が自己資本を食いつぶしているため)

従って自己資本利益率はどうしたって高くなります。

また昨日も指摘した通り、これまでが借入金に頼った経営であれば

自己資本利益率は高くなります。


これまでにそこそこの黒字などを計上していて、自己資本を順調に

積みましているような会社なら自己資本利益率は有効な指標です。

しかし、そうでないならばこの指標は扱うのが難しいのが実際のところです。

これに比べると、総資本利益率は自分、他人両方の出した元手で

比較する指標なので、ブレが少ないのが特徴です。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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