高橋 昌也(税理士)- コラム「なんでも時価主義というわけではない」 - 専門家プロファイル

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なんでも時価主義というわけではない

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経営 会計・税務 2011-12-03 01:00

おはようございます、明日はライブの本番です。

ドキドキやらワクワクやらハラハラやら諸々ないまぜです。


昨日からの続き、小さな会社と会計について。

時価主義の話について取り上げました。

小さな会社でも売買目的で株式を持っていれば時価評価します。


しかし、それではどんなものでも時価評価をするのかというと

そんなことはありません。

例えば土地の値段が大きく下がった場合、ただ下がっただけでは

全面的に時価を引き下げるようなことはしません。

「全面的に」というのが大切なポイントでして、実はこんな考え方をします。


・企業会計では土地の評価損を計上することもある。

・税務会計では土地の評価損は認められない。

 つまり買った値段で計上をしたままにしておく。


企業会計と税務会計についての話は少しだけ先送りにします。

要は取得原価主義、つまり買った値段で資産を評価するという

従来からの方式がすべて止められたわけではない、ということです。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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