専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
現預金はどこから生まれるのか
-
経営
会計・税務
2009-06-12 08:00
昨日からの続き、企業倒産の最大の原因は資金不足であるという
点について簡単に確認してみました。
経営に関する具体的な行動において、現預金にどのような影響を
与えるのか、ということを常に考えておくことは、安定的な事業経営に
とって絶対必要なものです。
で、その大切な現預金ですが、企業活動のどこから生まれるでしょうか?
方法は二つあります。
利益から獲得する
財務活動(借入・出資)から獲得する
どちらの行動にしても、企業内部に現預金が増えるという点については
全く変わりがありません。
ただし、後者の方法による現預金の獲得には限界があります。
企業に出資してくれる人間がそうそういるわけはありません。
また、借金に頼った経営は後々自社の資金繰りを苦しめます。
(この点については、後日改めて触れてみます)
というわけで、事業活動における健全な現預金の獲得方法は
利益をあげる
という当たり前のことになるわけです。
もう少し残酷に言うならば
利益をあげられない企業は、事業を継続することはできない
ということになります。
私が本コラムを書き始めてすぐに「必要なのは黒字にするための
行動」と断言したのは、このような理由からです。
もちろん、言葉で言うだけで簡単に利益が出せるわけはありません。
その方法については、このコラムの中でも少しずつ考えていければ、と
思います。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)