高橋 昌也(税理士)- コラム「社長さんの考えをきちんと代弁できるか」 - 専門家プロファイル

高橋 昌也
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

高橋 昌也

タカハシ マサヤ
( 税理士 )
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
サービス:0件
Q&A:0件
コラム:5,374件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

社長さんの考えをきちんと代弁できるか

- good

経営 経営実践 2024-04-05 08:00

おはようございます、今日は小笠原返還記念日です。
海が近いところだと、やはり釣れる魚が一番気になります・・・


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
国語力の重要性について、税理士の書面添付制度を通じた体験について簡単に触れています。


昨日と同じく、税務署からの意見聴取時にあった出来事です。
税務署員の方からこんな質問を受けることがあります。
「現況についてはなんとなく理解できたが、社長さんは今後、どうしていくつもりなのか?」


意見聴取のときには、税理士がひとりで税務署員の方とやり取りをします。
つまり、私が社長さんの代わりとなって、現状認識や今後の展望について、簡単にお話をする必要があります。


もちろん、書面添付をするに当たり、社長さんからは色々とお話を聴いていますので、材料はあります。
それも踏まえつつ、書面に書いたこと、あるいは書ききれなかったことも含めて、税務署員の方へ端的に説明します。


国語力として考えた場合、文章としてわかりやすく書けることはとても大切です。
添付書面の原稿を書くときには、このような能力が必要です。
あとは会話力として、その場で情報を整理し、論理的に説明できるようになるような点も重要です。
またこれらを実践するには、社長さんから適切な情報を引き出す質問力も問われてきます。


最近のAIについて、その国語力は相当高まってきていると言われています。
とはいえ、現状ではまだ、上記のような部分を代行するには至っていないのではないかな?と感じています。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスコラム