経済事象の複雑化と会計・税務の知識
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おはようございます、今日はカレーライスの日です。
外食だと、ナンカレーを食べることの方が多いかもしれません。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
海外における会計や税務の自動化について、事例をご紹介しました。
以前に触れた通り、システムのDX関係では、後発性の利益というものがあります。
既存のシステムやサービスが脆弱な国ほど、電子化が容易に進められる、という事例です。
その点、日本は既存のシステムが非常に高度であり、信頼度も高いです。
そもそも「現金の偽札を疑う」ということが一般的でないということは、すでに恵まれている証拠なのだとか。
そのような既存システムとの帳尻合わせをしつつ、今後も確実に、会計や税務の電子化・自動化は進みます。
そして決済手段の多様化やデジタルサービスの複雑化も同時進行していきます。
そのときに自動化された処理結果が、実際の経済活動や税法とバランスが取れているのか否か?
その確認は納税者本人が行わなければなりません。
自動化の精度がどれだけ高まろうとも、最終的な責任は納税者本人に帰結します。
・・・というような過渡期にある日本において、まだ税務や会計の知識を学ぶことは、有意義ではないかな?
というのが、一人の税理士、そして事業者としての実感です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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