高橋 昌也(税理士)- コラム「上場企業では異なります」 - 専門家プロファイル

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上場企業では異なります

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経営 会計・税務 2020-03-07 07:00

おはようございます、今日は消防記念日です。
こういう事態にあっても休めないインフラ、本当にお疲れさまです。


税理士選びについてお話をしています。
想定される利害関係者によって、求められる制度と精度が異なることに触れました。


中小企業の場合には「正しい税金計算ができる処理」で十分だと指摘しました。
その一方、例えば上場を目指すような企業だと、そういうわけにはいきません。


上場するということは、当社の株式を市場で流通させるということです。
その場合、投資家に対して「当社はこんな競争力がありますよ」と提示できなくてはなりません。


特に重要なのは時価情報です。
会計の基本は取得原価主義(買った金額で資産を計上する)です。
しかし、上場企業のように利害関係者が多い会社の場合、資産や負債の時価情報が重要です。


・明治時代に100円で買った一等地の土地
・バブル時代に1,000億円の高値で掴んでしまった土地


これらを取得価額のままで決算書に載せてしまったら、色々と誤解を生んでしまいそうです。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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