高橋 昌也(税理士)- コラム「当初の目的を見失う」 - 専門家プロファイル

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当初の目的を見失う

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経営 会計・税務 2019-01-26 07:00

おはようございます、今日は有料駐車場の日です。
最近はすぐに建売住宅が建ってしまうので、使っていたところがなくなる例が多いですね。


資金繰りについてお話をしています。
借り換えの依存性について説明をしました。
繰り返しの借り換えで起こるのは、次のような状態(症状)です。


・そもそもなんでお金を借りたのか、当初の目的を忘れていることが多い(過去)
・なぜ手元にお金が残らないのか、現状を把握することができない(現在)
・なにを改善すればよいのか、検討をすることを放棄する(未来)


どのような借入も、最初は意図をもって行われることがほとんどです。
人を雇うので人件費を確保したい、設備投資にお金がいる・・・
そうやって借りたお金で成果を出せていれば良かったのだが、そんなに簡単ではなかった。
なので借り換えを駆使して時間稼ぎを始めた・・・はずだったのではないかなぁ?という感じです。


そしてそんな状態が長く続くと、もはや最初のきっかけは思い出すことすらできない。
ともかくなんでかわからないけど手元にお金が残らない。
自分が何にどれくらいのお金を使っているのか、冷静に分析をすることもできない。


そして「また借り換えればなんとかなるでしょ」と現状維持バイアスが働く。
結果、業務改善は進まない。
そうこうしているうちに、状況は悪化し続け、最後は抱えきれなくなって・・・


一度や二度程度であれば良いのですが、借り換えも何度か続くと「なんだかよくわからない」状況になるのが多いです。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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