「決済手段が多すぎる」問題
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おはようございます、今日は早速の新年会が予定されています。
皆様も胃腸を大切に・・・
資金繰りについてお話をしています。
決済手段が増えすぎて事業者が結構大変なことに・・・という点について。
消費税の複数税率導入に併せて「電子決済を促進しよう」という流れが出ているようです。
現金決済は時代遅れ、電子決済への移行が経済活性に必要だ、そんな説が主軸を占めています。
わからなくはない・・・と思う部分もあるのですが・・・
実際に中小零細事業者の帳面をお預かりする身としては、そんな簡単なものではないように思います。
昨日も触れた通り、決済手段が増えることでその管理を結局は事業者が被ることになります。
また既に触れた通り、サービス利用には必ず手数料が伴います。
採用するサービスによって料率は異なりますが、大体1~5%くらいは差っ引かれてしまうようです。
「決済手段を整えることで顧客の利便性が上がって、その結果手数料が増えても売上上昇が発生して大丈夫」
というような楽天的な分析もできなくはありませんが・・・
そんなに都合が良いように話が進んでもないんだよなぁ~というのが正直な感覚です。
そして、これも方方で指摘されていることですが、やはり決済サービスの種類が多すぎます。
海外での事例は、それほど選択肢がない状態で、否応なしにあるサービスに収斂された結果、というものも多いようです。
単純に「現金決済は時代遅れだ!」という論調には、小さな仕事に関わる身として、ちょっと得心しかねる今日このごろです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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