記録の完全自動化に向けての壁
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おはようございます、今日はピーターパンの日です。
あれもまだ110年くらいしか経ってないのですね。
資金繰りについてお話をしています。
キャッシュレス化進展について、記録が自動で残ることについてお話をしました。
この自動記録機能、一部では家計簿ソフトと連携をするようなことも可能なのだとか。
確かにそこでうまく連携が取れるのであれば、使用するごとに
・どんな支払内容で
・どれくらいの金額を
・いつ使ったのか
という会計帳簿に必要な情報が自動で記録できるように思われます。
ただ、正直に申し上げると、これはせいぜい「家計簿なら問題がないレベル」かな、と。
家計簿と事業用帳簿における最大の違いは、その帳簿が「私的記録」に留まるかどうかです。
事業用の帳簿は、最終的にそれを用いて課税額の計算にまで用いられます。
つまり、最終的には「税務署の人に見せても恥ずかしくないレベルの帳面」を作る必要があります。
残念ながら、現在の電子マネー等での自動記録では、そのレベルの帳面はまだ不可能なように思われます。
一部では「領収書等から記帳処理をしてくれるソフト」などもあります。
そういった「事業用帳簿作成にふさわしいレベルの処理」を目指すサービスを活用するのであれば、現状でも可能かもしれません。
ただ、それでも一部では「事業経費か生活費か」の分類で問題が生じることもあるようです。
技術やサービスだけでこの壁を完全に超えることは難しいのかな、とは感じています。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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