高橋 昌也(税理士)- コラム「「当社の判断では将来性が見込めると判断」と言われてしまうと」 - 専門家プロファイル

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「当社の判断では将来性が見込めると判断」と言われてしまうと

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経営 会計・税務 2018-08-03 07:00

おはようございます、今日ははちみつの日です。
最近は百花蜜以外にも色々とありますね。


粉飾についてお話をしています。
大手企業の有する有価証券の評価について、その難しさを確認しました。


昨日も触れましたが、子会社化した時点で非上場になっていることは珍しくありません。
つまり、市場を通じた客観的な評価が不可能になっているのですね。
その状態で実際に評価を下すためには「当事者の認識」が必要不可欠になります。


そこでよくこのような構図の問題が発生します。


・金融や証券など、株式の評価に関係する機構側の意見
A社が保有しているB社株式にはそのような価値がない!だから減損すべきだ!


・A社の見解
当社としては、B社事業についてはこれから成果が出ると見込んでいる!だから減損不要!!


買収に係る評価損失隠しが報道に出始めたとき、大概その当事者(上の例ならA社)はこういう反応をします。
そして難しいのは、A社が言っているのがごまかしの嘘なのか?本音なのか?がわかりづらい点です。


大概の場合には、報道等の継続によりA社が少しずつ立場をなくして、最後は「ごめんなさい」で終わるのですが。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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