高橋 昌也(税理士)- コラム「有価証券」 - 専門家プロファイル

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有価証券

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経営 会計・税務 2018-07-31 07:00

おはようございます、今日は火星大接近の日なのだとか。
その距離、約6000万キロ弱!!


粉飾についてお話をしています。
粉飾の結果が現れやすい資産負債項目について、確認を進めています。


次に紹介をするのは有価証券です。
これは主に「利益を大きく見せる粉飾」に関係する項目です。


簡単にいえば「本当はそんな価値がない株式を価値があるようにみせかける」ことです。
昨今の有名な例で言えば、某電機大手が海外の電力関係で・・・という案件であったヤツです。


大手企業の決算書をみると、結構な割合で「投資有価証券」「子会社株式」といったものが出てきます。
これらの数字には、基本的にはその株式等を購入するときに使った金額がそのまま計上されています。


しかし、実際には出資した先の会社事業がかなり傾いていて・・・ということがあります。
その場合にはきちんと「現時点での本来の価値」に変更をすべきなのですが・・・


この評価替えについては、非常に難しい点があります。
それは「事業の評価をすることの難しさ」です。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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