高橋 昌也(税理士)- コラム「とある大企業での実例」 - 専門家プロファイル

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とある大企業での実例

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経営 会計・税務 2018-07-29 07:00

おはようございます、今日は白だしの日です。
個人的には赤だしに豆腐が一番好きです。


粉飾についてお話をしています。
在庫に関する粉飾のアレコレについて。


ひとつ、大企業での実例をご紹介します。
以前、株式投資を行っていた時期がありまして、とある企業の決算書を読んでいました。


・利益は確かに出ている
・しかし現預金残高が妙に減少をしている
・設備投資に関してはそれほど積極的とは思えない
・よく確認すると、在庫の数字が随分と大きく伸びている


この状況に対して、その企業は「世界的な需要増に対応するため在庫を積みましている」というような説明をしていました。
ただ、その説明の割には設備投資も積極的じゃないしな~と思い、その銘柄の購入はやめておきました。


結局、その翌々期くらいだったかと思いますが、単年度赤字に陥っていましたね・・・
多分「在庫を使って費用を先送り」していたのではないかな~と。


と、このように在庫には「会社が語る物語との齟齬」が表出しやすいのですね。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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