キャッシュ・フロー計算書
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おはようございます、今日は幽霊の日です。
現代社会においても、新しい怪談は続々と生まれているようです。
粉飾についてお話をしています。
現預金残高には粉飾の証拠が出てきやすい、ということを確認しています。
実は、このことを簡単に確認できる決算資料があります。
近年ではすっかり一般的になったキャッシュ・フロー計算書です。
この資料には、次のような数字が出てきます。
・営業活動におる収支
売上や仕入など、通常営業に関わる活動の結果お金が増えたか減ったかがわかります。
・投資活動による収支
設備投資など、必要な投資活動をした結果の収支がわかります。
・財務活動による収支
お金の貸し借りや出資などによる収支がわかります。
キャッシュ・フロー計算書を読むと、その企業が嘘をついていないかどうかがそれなりに確認できます。
「ウチは儲かっています!」と喧伝している企業で、お金も確かに増えていた。
しかし、営業活動による収支がマイナスになっていた。
よくよくみたら、営業収支のマイナスを借金で賄っていた。
この場合、本当にその企業の業績が良いのか、よ~く疑ってみるべきかと。
繰り返しになりますが、利益の数字はごまかすことが結構簡単です。
その点、キャッシュ・フロー計算書は対象が現預金であるため、不正がやりにくいのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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