高橋 昌也(税理士)- コラム「グローバルスタンダード」 - 専門家プロファイル

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グローバルスタンダード

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経営 会計・税務 2018-07-21 07:00

おはようございます、今日は自然公園の日です。
我が家のご近所にも大きな指定公園があります。


粉飾についてお話をしています。
引当金の計上基準が変わったことにより起こった粉飾について紹介しました。


退職給付引当金を例にして話をしましたが、実はこの手のルール変更による粉飾は他にも起こっています。
そもそも、なぜルールが改正されるのかというと、次のような事情が絡んできます。


・国家間での競争


俗にグローバルスタンダードと呼ばれる風潮に従い、近年では国境を超えた企業同士での比較が当たり前になりました。
しかし、あっちの国とこっちの国で会計基準が統一されていなければ、公平な評価ができません。
つまり、会計基準はある程度統一されている必要があります。


そこで、その国としては「自国企業がもっとも高く評価されやすいような会計基準が欲しい」と考えます。
その中心にいるのは米国であり、現在でもやはり米国が会計の世界における強者といえます。


言い換えるなら、米国企業がより有利な評価を受けるような会計基準がグローバルスタンダードに採用されてきた。
これがここ最近まで続いている現実であり、その結果粉飾に手を染めた日本企業も実際に存在します。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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