高橋 昌也(税理士)- コラム「引当金=費用が先、支出が後」 - 専門家プロファイル

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引当金=費用が先、支出が後

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経営 会計・税務 2018-07-13 07:00

おはようございます、今日はもつ焼の日です。
すっかりメジャーな食材になりました。


粉飾についてお話をしています。
現代会計の特徴的な項目である引当金について確認をしています。


固定資産については「支出が先、費用が後」であると説明をしました。
これが引当金では逆転して、「費用が先、支出が後」になります。


例えば、こんな事例が考えられます。


例)今から5年後、社屋修繕のために1億円の支出が見込まれる


このとき、どういう処理が考えられるでしょう?
特に何も考えないのであれば・・・


・5年後に実際1億円を支払った時点で、1億円を費用として計上する


これが一番シンプルです。
しかし、これって「固定資産を買ってすぐに全額経費にする」のとあまり変わらない行為ではないでしょうか?
将来、明らかに大きな支出が出るとわかっているのに、それに対して現在ではなにもしない・・・
これもまた「適正な期間損益計算」を阻害する行為といえるのではないでしょうか?


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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