高橋 昌也(税理士)- コラム「どちらを採用するか?実務的判断基準」 - 専門家プロファイル

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どちらを採用するか?実務的判断基準

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経営 会計・税務 2018-02-01 07:00

おはようございます、今日はニオイの日です。

 

最近、鼻づまりがひどくて少々苦労をしております・・・

 

 

 

設備投資とその周辺事情についてお話をしています。

 

一括償却資産と少額減価償却資産という両制度について比較をしています。

 

 

 

実務的な判断基準を簡単に。

 

 

 

・10万円未満の資産:消耗品等で問題なく経費にできます。

 

 

 

・10万円以上20万円未満:一番検討が必要な価格帯です。

 

実は償却資産税は、保有している設備が少額であれば課税されません。

 

課税標準額が150万円未満であれば、税金は生じないのです。

 

従って、対して資産を保有していないのであれば、少額減価償却資産として一回で経費にしてしまえばよいでしょう。

 

一方、設備を大量に保有している場合には、一括償却資産として三年間で経費にすることを検討すべきです。

 

利益計算においては少し不利になりますが、所有に対する税金は回避できるためです。

 

 

 

・20万円以上30万円未満:少額減価償却資産として一回で経費にしてしまいましょう。

 

普通に固定資産計上をしても、少額減価償却資産として即時償却をしても、償却資産税は課税されます。

 

所有に対する税金が変わらないのだから、利益に対する特例は適用してしまった方が便利です。

 

 

 

もちろん、実際には企業の利益状況等に応じて考え方は異なります。

 

自社の状況にあった選択肢を採用できるよう、検討をしたいものです。

 

 

 

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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