借り手と貸し手、双方のメリット
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おはようございます、今日はルーマニアの憲法記念日です。
いまから20年ほど前に行ったことがありますが・・・当時とは政情も大分変わったようです。
設備投資とその周辺事情についてお話をしています。
短コロ(短期手形の転がし)について、返済不要な融資であるという説明をしました。
なぜこんな金融商品が成立するのでしょうか?
これを借り手と貸し手の双方から考えてみます。
◯借り手のメリット
なんといっても、借りたお金を返さなくて良い、というのはとても気が楽です。
極端を言えば、一度借りてしまえば、返すのは「商売をやめる時」です。
商売を続けている限りにおいては、ず~と借りっぱなしで構わない、ということになります。
◯貸し手のメリット
金融機関からすると、貸したお金はあまり早々に返されては困ります。
ある程度借りたままでいてくれないと、その分だけ利息をもらうことが出来ないからです。
その意味で、返済がまったく進まない短コロは、一度契約を結べば「商売を続ける限り利息を払う」ということを意味します。
ず~と利息を払ってくれる上得意を確保できる訳ですから、願ったり叶ったりです。
特に貸し手側の立場については、最近の金融行政全般の事情もあって、有望な借り手を常に欲しています。
金融機関として、長期的な収益源を確保できる短コロは、それなりに有り難い商品なのですね。
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