高橋 昌也(税理士)- コラム「借り手と貸し手、双方のメリット」 - 専門家プロファイル

高橋 昌也
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

高橋 昌也

タカハシ マサヤ
( 税理士 )
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
サービス:0件
Q&A:0件
コラム:5,518件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

借り手と貸し手、双方のメリット

- good

経営 会計・税務 2017-12-08 07:00

おはようございます、今日はルーマニアの憲法記念日です。

いまから20年ほど前に行ったことがありますが・・・当時とは政情も大分変わったようです。

 

設備投資とその周辺事情についてお話をしています。

短コロ(短期手形の転がし)について、返済不要な融資であるという説明をしました。

 

なぜこんな金融商品が成立するのでしょうか?

これを借り手と貸し手の双方から考えてみます。

 

◯借り手のメリット

なんといっても、借りたお金を返さなくて良い、というのはとても気が楽です。

極端を言えば、一度借りてしまえば、返すのは「商売をやめる時」です。

商売を続けている限りにおいては、ず~と借りっぱなしで構わない、ということになります。

 

◯貸し手のメリット

金融機関からすると、貸したお金はあまり早々に返されては困ります。

ある程度借りたままでいてくれないと、その分だけ利息をもらうことが出来ないからです。

その意味で、返済がまったく進まない短コロは、一度契約を結べば「商売を続ける限り利息を払う」ということを意味します。

ず~と利息を払ってくれる上得意を確保できる訳ですから、願ったり叶ったりです。

 

特に貸し手側の立場については、最近の金融行政全般の事情もあって、有望な借り手を常に欲しています。

金融機関として、長期的な収益源を確保できる短コロは、それなりに有り難い商品なのですね。

 

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスコラム