高橋 昌也(税理士)- コラム「借金返済が経費なら、新規の借金は売上になるはず」 - 専門家プロファイル

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借金返済が経費なら、新規の借金は売上になるはず

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経営 会計・税務 2017-11-16 07:00

おはようございます、今日は録音文化の日です。

音楽の楽しみ方を一変させたのは、録音という技術でした。

 

設備投資とその周辺事情についてお話をしています。

話を進める基礎知識として、収支と収益費用の違いについて確認をしています。

 

・借金元本の返済をしている(支出)≠費用が計上される

 

このことがどうしても理解できない社長さんは決して少なくありません。

「どうしてお金が出ていっているのに経費にならないの?」という感覚なのですね。

 

借金元本の返済は、借りていたお金を返しているだけのことです。

もし借りていたお金を返すことが経費になるのであれば、

 

・新しくお金を借りたときには売上を計上しなければならない

 

ということになるはずです。

(この点について中々ご理解を頂けない方には、大概この例えを出します・・・)

 

会計の基本目的は利益計算です。

利益は「収益(売上)と費用(経費)の差額計算」により求められます。

その点、例えばお金の貸し借りはあくまでも「収入と支出」です。

現代の企業会計が有している機能からすると、ちょっとズレているのですね。

 

・借金返済に負われているけれど、黒字企業

 

こんな会社はいくらでもある、ということが認識できるか否か?

ここが設備投資を考える上で、とても重要となります。

 

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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