高橋 昌也(税理士)- コラム「出資と経営の分離によるトラブルその2:友人内」 - 専門家プロファイル

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出資と経営の分離によるトラブルその2:友人内

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経営 会計・税務 2017-09-11 07:00

おはようございます、今日は公衆電話の日です。

交換手という職があったのですよね・・・。

 

事業承継についてお話をしています。

出資と経営が分離している時によくあるトラブルについて確認しています。

 

昨日は親族内でした。

次は友人内でのトラブルについて。

 

友人などご縁のある人と一緒に事業を開始する、ということはよくあることです。

その時に「一緒に経営するのだから、出資も半分ずつにして、二人共役員に就任して一緒に頑張っていこう!!」みたいな判断をされることが珍しくありません。

 

・・・ただ、個人的にはこの方法はあまりオススメをしていません。

このような体制を用いた結果、やはり空宙瓦解をしてしまう例を多数知っているからです。

 

事業経営というのは、多分に個々人の好みが出てきます。

一つの事案や場面に対して、個々人の性格や好み、特性により判断が異なってきます。

確かに理想論としては、そこで異なる好みや判断が融合して進められるのが良いのかもしれません。

 

しかし、中小零細法人の現実としては、そんな融合をしている余裕はありません。

また人間関係が近すぎる結果、融合(調整)をする人や時間もなく、最終的にはケンカ別れに近い状態になることもしばしば。

 

問題はケンカ別れするときで、下手に出資や経営を折半しているものだから、ではこれをどうやって、誰が、どんな風に処分するのか、という点でモメてしまうのです。

 

共同出資や共同経営は、始めるときは簡単ですが辞めるときは地獄です。

結婚するのは簡単でも、離婚するのは大変、みたいなもんでしょうか・・・

 

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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