出資と経営が分離しない理由その1:人間関係
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おはようございます、今日はブラジルの独立記念日です。
ポルトガルというのも、色々と歴史が複雑な国ですね。
事業承継についてお話をしています。
中小零細法人において、出資と経営が分離していない理由を確認しています。
理由を細かく上げればキリがないので2つだけ。
まず一つ目は人間関係の濃さです。
例えば私がトヨタ自動車の株式をそれなりに持っていたとします。
もしトヨタの業績が上がれば嬉しいですし、下がれば悲しいでしょう。
業績がガクッと落ちるようなことがあれば、現在の経営者に対して「何をやっているのだ!」と叱責するような気持ちも出てくるかもしれません。
しかし、それでは現在のトヨタ経営者陣営を個人的に知っているのか?といえばそんなこともなく。
また、仮に知っている人が経営者だとしても、株主である私と経営者であるその人との間には、色々な距離感が存在します(会社組織が大きい、そんなに会う機会もない等々)。
その点、中小零細法人の場合だと
・出資者と経営者の間で距離感が近い
・会おうと思えばすぐにでも会える
・関係者が少ないから株主の想いが経営者にダイレクトに伝わりすぎる
といった状況が生まれます。
これだと、経営者は経営をしていてもなんだか落ち着かないですよね。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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