高橋 昌也(税理士)- コラム「お金の掛けどころ、値段設定、印税という仕組みなど」 - 専門家プロファイル

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お金の掛けどころ、値段設定、印税という仕組みなど

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経営 会計・税務 2013-04-23 07:00
おはようございます、今日は地ビールの日ですか。
私の場合、最初の一杯から焼酎なのでビールを飲む量は少ないですね。

漫画家さんについて書いています。
同人誌の世界ではお金の掛け方が商業誌と色々違うのかな、と。

○商業誌の場合
・印刷する紙の品質はそれほど高くない
・大量なので仕入原価も押さえやすい
・配送等の手間が大変
・作家さんの原稿料、単行本が売れた時の印税などを用意
印税:単行本などで設定されている作家さんの取り分。
人気のある方で10%などを超えるみたいですね。
例えば有名なワンピース、1巻で300万部、一冊400円とすると売上総額が12億円、なので作家さんに入るのが1.2億円という計算です。
・編集部という仕組みを維持するためのお金が必要
・結果、広告などを入れていく必要がある
・漫画家さん側でいうと、スピードが必要なのでアシスタント等々が大量に必要

○同人誌
・印刷する紙の品質は人によりけり
これ、今回はじめて知りましたが本当に千差万別みたいです。
・少量なのでこだわるとえらく高くつくらしい
美術品のカタログでも作るんですか?みたいな勢いです。
・配送等はまぁ大変でもないのかな?
イベントへの持参や一部書店への配送など、まぁ楽なものです。
・原稿料はない、そして売った本の代金はそのまま作家さんへ
漫画を描くことだけではお金が生まれることはありません。
その代わり、売れた本の代金はすべて作家さんのものです。
・編集部はない
これについては商業誌との関係などもあるみたいですが、あとで補足。
・広告などはない
・作家のスピードは商業誌ほど不要、従って大量のアシスタントなどもいらない


実際にはもっと色々とある気がします。
わかって頂きたいのは

・同人誌でも値段設定、販売数、原価等々を上手くやればそれなりに儲かるかも

ということです。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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