個人事業主ですが、屋号を使えるようにするには? - 独立開業 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

個人事業主ですが、屋号を使えるようにするには?

法人・ビジネス 独立開業 2010/03/26 11:59

夫が数年前に開業届を出して個人事業主としてやっています。
今まで個人名で事業をしてきましたが、やはり企業相手の仕事をするにあたって屋号をつけて今後の事業を進めて行きたいと思っています。

そこでお尋ねしたいことは、
1)屋号を使う場合、再度開業届を税務署に出すことになるのでしょうか。
2)年の途中から屋号を使う場合、どんなことに気をつけたらよいでしょうか。
です。

どうぞ宜しくお願い致します。

yuyumamaさん ( 埼玉県 / 女性 / 46歳 )

回答:2件

岸本 弘志

岸本 弘志
経営コンサルタント

1 good

個人事業と屋号について

2010/04/09 22:31 詳細リンク

はじめまして、ABM研の岸本です。簡単にお答えさせていただきます。
個人事業として開業届けを提出されているとの事、正しい運営の姿勢と拝察申し上げます。
さて、屋号の件ですが、
1.個人事業のままで新たに屋号を使用される場合、
急いで変更届けを出さなくても問題はありません。
本年度(例2010年度の確定申告2011.3.15)の確定申告時に税務署で屋号の申し出を行えば問題無く受理されてその場で処理できます。
★この場合は、2010年度分の領収書や契約書、請求書、財務諸表の屋号欄は新たな屋号を記載して使用して下さい。2010年12月末日までの書類全てです。

2.屋号を年度途中で定めたり変更等を行った場合は、届け出は何時でも結構です。多くは次の確定申告時に申し出ています。
例:2011年6月に使用開始する場合は期限は2012年3月の確定申告時となります。
問題は、契約書の記載変更を行うべきですが、相手側の意向で行って下さい。
【留意点】
貴殿の事業が飲食店等の場合、食品衛生法の管理者や書類関係の変更は再度実地検査を受ける前に届けるべきですが、問題が発生しない限り途中検査も無いので慌てる必要はありません。

【注意点2】
個人事業は当該年の1月1日から12月31日が対象です。
法人化される場合は、決算期に沿う年度処理が義務なので登記時期に注意が必要です。

■新会社法で屋号は同住所で同名称は使用不可になりますが、それ以外は使用上の問題は少ないでしょう。

概略ですが以上でご理解いただけたでしょうか。
詳しくは別途ご相談下さい。

問題
屋号
税務
契約書
個人事業

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。
砂川 光一郎

砂川 光一郎
経営コンサルタント

2 good

屋号のメリット?

2010/06/01 23:57 詳細リンク

個人事業では、屋号を使う使うにかかわらず、それほど税務署の対応は変わらないはずです。
つまり、納税は所得税のまま変わらず、納税地や税額には全く影響が無いからです。

屋号の記載はした方が良いかもしれませんが、
しなくとも問題になることは無いはずです。

重要なことは、
屋号で取引をしたからといって、法人対法人の取引にはならないということです。

2つ目のご質問は、とらえ方によって答えが分かれると思いますが、
まず、銀行口座を屋号で開くことを良しとしない銀行が多くあること、
これは、口座の悪用防止対策でもあります。

屋号での口座開設が認められる場合には、念書の記載が必要だったり、
口座名義が「○×商会 ○×太郎」などと個人名が入る、など
の手続きが必要となるようです。

また、法人の場合には代表者の有限責任が認められますが、
個人の場合には無限責任となります。

現在の法律では、資本金の縛りもなく、法人の設立はしやすくなりましたので、
お客様(企業)の立場を考えるのであれば法人化する方がすっきりすると思います。
決算期が自由に設定できることや、取引、信用なども広がります。

一方で、社会的責任が増すことは避けられません。


お客様(企業)のメリットを考えてあげることと、
お二人の考え方に無理が無い方法を考えて選択されたら良いかと思います。


あまり、急がずにゆっくりお考えになることが大切だと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

事業
屋号
設立
法人
個人

(現在のポイント:2pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

個人事業主の屋号について 朝月さん  2022-08-17 17:15 回答2件
個人事業主の開業届と経費について enjmrxsさん  2013-08-05 15:32 回答2件
鬱病で傷病手当受給中の起業について snooponさん  2013-07-13 15:25 回答2件
個人事業の開設方法につきまして 太陽光さん  2010-02-15 10:30 回答3件
今までと別の事業を立ち上げる時の開業費 life1234さん  2015-03-11 08:36 回答1件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

対面相談

後継者がいない!事業承継安心相談

事業承継に備えて、早めに準備しましょう

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

対面相談

自社株式の相続税・贈与税をゼロに!

本当に税金かからないの?新事業承継税制について疑問に思っていることなど気軽に相談してみませんか。

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

セミナー

リーダー育成研修 ただ聴くだけの研修なんかじゃない!

考えて行動するリーダーのための考えて 行動する研修

丸本 敏久

株式会社メンタル・パワー・サポート

丸本 敏久

(心理カウンセラー)

対面相談 IT無料改善診断サービス
田中 紳詞
(経営コンサルタント/ITコンサルタント)