対象:リフォーム・増改築
リフォームで畳からフローリングに変えようと思っています。
戸建の1階の部屋です。
厚さ28mmの無塗装無垢パイン材にしようと思っています。
15mmが一般的のようですが、28mmと厚いことによるデメリットはありますか?
反りや割れなどは厚い方が出やすいのでしょうか?
また、メリットはどのようなのがありますか?
(素人考えとして、冷たさが軽減されるなども期待しているのですが)
また、これにリボスのカルデットを自分で塗ろうと思っています。
塗装は施工後に表面だけでいいのでしょうか?
それとも、施工前に表裏両面塗ったほうがいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
momijinekoさん ( 埼玉県 / 女性 / 39歳 )
回答:1件
古市 伸子
インテリアデザイナー
-
実際に住んでいる感想!
初めまして。古市伸子です。
10年前に実際に我が家に無垢のパイン材をファミリールームに使用しました。
プロとしては、パイン材よりもう少し堅い材料を使用したかったのですが、価格的な面から28mmのパイン材に決定したのです。
住んでみての率直な感想をお話します。
勿論18mmより28mmの方が良いと思います。反りやゆがみに関してはどちらがどうかと言うより、28mmでも割れたり反ったりしていません。
実際は、数年経つと隙間が有りますが、自然の材なので当然の現象だと思います。少しのゆがみや隙間が嫌な人ならお勧めできませんが、私自信は気にならないくらいのものです。
何より素晴らしいのは、自然の木の暖かさを感じる事と実際の肌触り、感触、体感すべて暖かく感じます。
木材でも、堅くなればなるほど冷たさが出ます。
桐などは、一番暖かく感じる床材です。
その反面、柔らかいと言うデメリットが有ります。
実際に使っているので解るのですが、傷もドンドン増えてきているのですが、自然のモノは、痛んでも味になります。
塗装は、貼った後に塗装することも可能です。裏面までする必要は無いと思います。
ただ、定期的にメンテナンスをする方が、長持ちするように思うのです。
私の場合は、表面にクリアをかけているだけなのですが、あまり水拭きをしない方が良いのですが、生活をする中で、よく拭いていますので、表面の塗装が、はがれてきています。はがれるというのは、汚い感じではなく、つやを無くした状態に成なっているのです。
この状態になると汚れが浸透する可能性が大きくなります。
そういう点からメンテナンスをする事をお進めします。
是非、28mmのパイン材を使ってみてください。
評価・お礼
momijinekoさん
ご回答ありがとうございます。
そうなんです、パイン材の温かさに惹かれました。
いくつかサンプルを取り寄せて触ってみました。
色や木目が気に入った樹種は他にあったのですが、肌触りがとても冷たかったのでやめました。
傷がつきやすいことを考慮しても、この温かさは魅力的でした。
実際にパイン材28mmを使っていらっしゃるということで、とても参考になりました。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング