対象:お金と資産の運用
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現在32歳で妻は31歳、子供1人(0歳)です。
再来年にもう1人子供が欲しいと思っています。
収入は夫婦で手取り60万円程度ですが、来年より100万円程度になりそうです。
昨年よりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに毎月2万円を積み立てながら投資の勉強をしておりました。
現在の資産は
普通預金 1300万
ネット定期 400万(2010年1月まで)
SBI社債 200万(2010年10月まで)
セゾンバンガードグローバルバランスファンド 40万円
その他(ユーロ、オーストラリアドルなど) 60万円
です。
これから、月々の収入から10万円を今週発売されるeMaxisシリーズ(or STAM)を中心に下記の割合で購入予定です。
こちらの投資分に関しては30年は手をつけずにいくつもりです。
先進国株 35%
先進国債 20%
新興国株 25%(以上eMaxis。STAMシリーズと悩みます)
日本国株 10%(ニッセイ日経225)
日本国債 10%(ネット定期にしますが・・)
最近まで上記でいこうと思っていたのですが。普通預金の1000万円やネット定期を眠らせておくのはもったいないと思い始めました。なるべく手間をかけずに1年に1度のリバランスのみの管理として下記を教えて頂けないでしょうか。
1)現在保有の普通預金はETFで投資にまわすか(ネット定期とあわせ500万円は残して)、それとも複利を期待してノーロード・ローコスト・インデックス投信(信託報酬0.7%以下目標)にまわしたほうがいいか教えてください。
2)上記はドルコスト法で1〜2年で毎月分割投資すべきか、一括で預けるか。
3)その場合アセットロケーションはどのように変更すべきか。
4)セゾン投信はやめる方針ですが良いでしょうか。
以上、わかりにくい文で申し訳ございませんが宜しくお願い申し上げます。
補足
2009/10/27 14:10貴重なご意見頂きとても勉強になりました。
やはり本業が多忙であるため個人で管理するにはETFは諦め、コストが下がってきている投信で管理することしました。まずはセゾン投信を解約し、購入したい投信のこれまでの動きをじっくり研究しようと考えました。
また教育費や為替・2番底のリスクを考え、当初は下記のアセットアロケーションとしようと思います。2ヶ月おきに3回に分けて購入するつもりです。
先進国株 20%
先進国債 15%
新興国株 15%
日本国株 10%
日本国債 40%(ネット定期・1年社債等30%+普通預金10%)
その後の定期積立は前述のポートフォリオ(REITは?)で行い、情勢をみてリバランスしていこうかと思います。
再度の質問で申し訳ございませんが下記2点につきアドバイス頂けないでしょうか。
1)日本債は30年先の将来を考えた場合
ネット定期・1年社債
個人向け国債
投信
ですと、上記にどの割合で投資すべきでしょうか。
個人的には全てネット定期・1年社債を考えています。
2)投資信託でSTAMシリーズをとるかeMaxisをとるか。
いずれも、発売されてから期間が短く(eMaxisは本日発売)、悩んでおります。
個人的にはeMaxisを購入予定です。
以上、よろしくお願いいたします。
junjunjunさん ( 宮城県 / 男性 / 31歳 )
回答:3件
あらゆる角度で検討しましょう。
はじめまして、FPの岩川です。
ご回答致します。
1)ETFはコストだけをみれば良いと思いますが、実際に行うには、非常に手間と無駄が生じます。
仮に外国ETFを購入する場合、
↓コストを支払い、ドルに転換
↓そのドルで外国ETFを購入
↓口数買いなので、ドルが余る。(外貨MMF等を買うしかない)
(余ったドルは投資機会の損失になる)
↓配当も、ドルで受け取り再投資不可(外貨MMF等を買うしかない)
リバランス時は、
外国株式ETFを売却し、TOPIXのETFを購入する場合は、
恐ろしいほど手間と時間と無駄が生じます。
↓外国ETFの売却。
(口数ですから、ぴったりのリバランスが不可能なことも)
↓売却代金を、今度は、円に戻す(コストがかかる。)
↓TOPIXのETFを買う。
↓端数の現金が余る。
実質、複数のETFを購入した場合、ほぼリバランスは困難です。
ETFは、至るところで、お勧めされているが、手間、時間、無駄を考えれば、
インデックスファンドが利便性、効率性は高いと思います。
数千万でETFの運用をするのは、1円安い隣町のガソリンスタンドまで、時間とガス代を掛けて、給油しに行くようなものかも知れません。
資産運用は、人生のメインではなく、縁の下の力持ちであることが、結構大切です。
2)ドルコストは、下落時は、単価を下げると言われますが、平均化するだけです。
上昇時は、単価を上げます。ただ、高値づかみを避けるには、良い手段です。
積立投資は、投資の効率性より、下落時の心理的負担の軽減を重視した方が宜しいかと思います。
30年後は上昇していることを前提に考えれば、積立投資は、投資機会の損失と考えることもできます。
http://www.toushinmkt.com/menu/c_q&a_01.html#07.12.9
補足
3)アセットアロケーションは、目的までの期間だけでなく、投資方針、投資者の考え方や、人の性格も考慮して決定しますので、回答できなのが正直なところ。
参考までに。
http://www.toushinmkt.com/tm/examination/voice9.html
4)資産配分が自分に合っていると思われるのであれば、セゾンでもよいと思います。
運用をプロに任せると失敗する可能性が高いですが、セゾンインデックスの様にバランス修正のみをプロに任せる場合は、素人より結果は良くなると思います。
(非課税でリバランスができるのもバランスファンドメリットです。)
教科書では、良いと判断できることでも、
実際に経験してみると、本当によいのか疑問に思うことがたくさんあります。
ETFは、良い例ですが、お勧めしている新聞や書籍がありますが、コストという一つの角度からの検証と言うことです。
一般家計の資産運用には、非常に難しいと思います。
ご不明な点があれば、気軽にご質問下さい。
評価・お礼
junjunjunさん
非常に丁寧で私の意図にそったご回答頂き勉強になりました。
個人的にはもう一度、米国株が暴落したところで買いに入ろうと思います。
それまでは積立で勉強します。
有り難うございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
1にも2にも計画です
junjunjun様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご検討されているプランの内容、拝見しました。
確かに、ETFやインデックスファンドは、コストが安いという点に魅力があり、使い勝手はあると思います。
ただ、「コストが安い=リスクが低い」ということではありませんので、やはり、いかにして、時間の中でリスクをコントロールしていくかといった計画が、中心の論点になると思います。
ちなみに、ETFを使えば、インデックスファンドよりも、さらに信託報酬を下げられますが、分配金を自分で再投資しなければならない、海外ETFの場合、特定口座に入れられないケースがあるなど、分かりにくい面があり、どちらかと言うとマニアックな方向けかもしれません。
あと、いただいた文面の中で、どうしても気になったのが、「普通預金の1000万円やネット定期を眠らせておくのはもったいないと思い始めました。」とのコメントです。
私個人は、資産運用で成功するために、一番必要なことは、方法論や公式よりも、「意志の強さ」だと思っていますが、意志の部分をより強固にするためには、あくまでライフプランをベースに、長期投資計画を固めることだと、思っています。
ですので、この資金を元手に“将来どうなりたいのか”を、もう少し固めてみてください。方法論は、それからです。
ご質問に対する的確な回答にはなっていないかもしれませんが、ひとつの考え方として、ご参考になれば、幸いです。
評価・お礼
junjunjunさん
ご指摘有り難うございます。
現在は安定している職業の中で、資産運用を学ぶというスタンスで行っています。将来は、現在の職を継続した上で、家業を継ぎ経営に携わる予定です。その際にもこの資産は不要です。
ということで、世界の金融、マネーの流れを把握したいというのが最大の狙いです。身をもって体感しなければ、性格上分からないと思い、投資を始めることにしました。
年利5%以上が最大の目標です。
ご回答有り難うございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
アセットアロケーション選択と投資タイミングについて
junjunjun 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
きちんと、資産配分をお考えになられたご様子ですので、このままの資産配分でお進みに成られるのが宜しいとは思いますが、下記の点についてご確認をお勧めします。
1) 外貨建商品への配分が極めて高いように思われます。
80:20ですが、為替は長期的には原則、購買力平価に連動するものとされています。従いまして、円高・外貨安の影響度が極めて大きな配分です。
例えば2008年の先進国の株式市場で一番成績の良かったのは、日本です。-40.6%でしたが、他の国の株価指数を円換算すると、2位はスイスで-43%、3位は米国で-48.8%でした。また、国内外の債券と株式で順位を取ると、1位は国内債券3.4%、2位外国債券-15.5%、国内株式-40.6%、外国株式-52.4%でした。これらをご承知の上配分されたことと拝察いたしますが、念の為申し上げます。(以上イボットソン社dataより)
2)現在保有の資産は、やはり国内外の債券と株式に分散投資が望ましいものと考えます。
対象としては、ETFはその組成上分配金が支払われますが、それをMMFなどで一旦は貯めて、リバランス用資金とされることで、複利効果同様の効果が得られます。また、信託報酬の安さが投資効果を上げます。
ただ、1点だけ国内債券に連動するものがないため、インデックス・ファンドの購入として、TOPIXに連動するもの、シティーコープ国債指数に連動するものが、東証にて購入できます。
先進国の株価指数と、新興国の株価指数に連動するものはニューヨーク市場で購入されては如何でしょう。
私のHPに日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/etf-1.html
補足
3)この場合の資産配分は、毎月ご購入される配分で資産を配分されるか、オーソドックスに、定期預金、国内外の株式と債券の5資産クラスに均等に配分されては如何でしょう。
2.市場が効率的であるとの認識に立てば、明日の価格は分かりませんので、ドルコスト平均法での購入と一括購入でも、何れでも変りません。ドルコスト平均法や、投資時期を分散するのは、高値つかみが避けられますが、底値や安い時期での購入は放棄する購入方法です。投資判断に迷われるのであれば、投資時期の分散が宜しいかと考えます。
4.比較対象として保有される場合を除き、原則的には解約して新しいアセットアロケーション方針の下で、お決めになられた銘柄を購入されるようお勧めします。信託報酬の差は時間と共に効果への影響が大きくなります。
なお、私もかなり外貨建て商品に資産を配分していますが、それでも60%としております。
http://www.officemyfp.com/myfundreport-25.html
評価・お礼
junjunjunさん
具体的なアセットロケーションの考え方まで教えて頂きあらためて考え直すことができました。
為替リスクについてもう少し考え、投資を開始することにいたします。
有り難うございました。
junjunjunさん
お返事有り難うございます。
2009/10/28 06:52お返事有り難うございます。
やはりETFはかなり手間のかかる投資方法なんですね。
私には向かないものと考え、信託手数料の低い投信を乗り継いでいこうと思います。
ご指摘頂いた積立投資についてですが、私にとって1000万もの大金ですので一括で入れるのはつらいというのが実際です。
あらためて、質問に補足をつけましたので、可能であればコメント頂ければ幸いです。
junjunjunさん (宮城県/31歳/男性)
junjunjunさん
非常に勉強になりました
2009/10/28 07:01お返事有り難うございます。
信託報酬を考えるとやはりETFが有利ということで悩みましたが、税金の発生や、職業柄、何よりも私の時間コストがかかるという点が人生を考える上でネックとなり、コストの下がってきた信託手数料の低い投信を乗り継いでいくことにしました。
そして、ご指摘頂いた為替リスクを考え、あらためて、質問に補足をつけましたので、可能であればコメント頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
junjunjunさん (宮城県/31歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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