対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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アセットアロケーション選択と投資タイミングについて
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junjunjun 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
きちんと、資産配分をお考えになられたご様子ですので、このままの資産配分でお進みに成られるのが宜しいとは思いますが、下記の点についてご確認をお勧めします。
1) 外貨建商品への配分が極めて高いように思われます。
80:20ですが、為替は長期的には原則、購買力平価に連動するものとされています。従いまして、円高・外貨安の影響度が極めて大きな配分です。
例えば2008年の先進国の株式市場で一番成績の良かったのは、日本です。-40.6%でしたが、他の国の株価指数を円換算すると、2位はスイスで-43%、3位は米国で-48.8%でした。また、国内外の債券と株式で順位を取ると、1位は国内債券3.4%、2位外国債券-15.5%、国内株式-40.6%、外国株式-52.4%でした。これらをご承知の上配分されたことと拝察いたしますが、念の為申し上げます。(以上イボットソン社dataより)
2)現在保有の資産は、やはり国内外の債券と株式に分散投資が望ましいものと考えます。
対象としては、ETFはその組成上分配金が支払われますが、それをMMFなどで一旦は貯めて、リバランス用資金とされることで、複利効果同様の効果が得られます。また、信託報酬の安さが投資効果を上げます。
ただ、1点だけ国内債券に連動するものがないため、インデックス・ファンドの購入として、TOPIXに連動するもの、シティーコープ国債指数に連動するものが、東証にて購入できます。
先進国の株価指数と、新興国の株価指数に連動するものはニューヨーク市場で購入されては如何でしょう。
私のHPに日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/etf-1.html
補足
3)この場合の資産配分は、毎月ご購入される配分で資産を配分されるか、オーソドックスに、定期預金、国内外の株式と債券の5資産クラスに均等に配分されては如何でしょう。
2.市場が効率的であるとの認識に立てば、明日の価格は分かりませんので、ドルコスト平均法での購入と一括購入でも、何れでも変りません。ドルコスト平均法や、投資時期を分散するのは、高値つかみが避けられますが、底値や安い時期での購入は放棄する購入方法です。投資判断に迷われるのであれば、投資時期の分散が宜しいかと考えます。
4.比較対象として保有される場合を除き、原則的には解約して新しいアセットアロケーション方針の下で、お決めになられた銘柄を購入されるようお勧めします。信託報酬の差は時間と共に効果への影響が大きくなります。
なお、私もかなり外貨建て商品に資産を配分していますが、それでも60%としております。
http://www.officemyfp.com/myfundreport-25.html
評価・お礼
junjunjun さん
具体的なアセットロケーションの考え方まで教えて頂きあらためて考え直すことができました。
為替リスクについてもう少し考え、投資を開始することにいたします。
有り難うございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在32歳で妻は31歳、子供1人(0歳)です。
再来年にもう1人子供が欲しいと思っています。
収入は夫婦で手取り60万円程度ですが、来年より100万円程度になりそうです。
昨年よりセゾン・バンガード・グローバルバ… [続きを読む]
junjunjunさん (宮城県/31歳/男性)
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