対象:ペットの医療・健康
もうすぐ2才になる雄のペキニーズですが、春頃から尻尾の付け根と太股にイボもようなものができて
夏頃には両方とも大きくなってきたので、悪性ではないかと心配になり病院で切除し病理検査をしてもらいました。
検査の結果2カ所とも「良性の腫瘍性病変である皮内角化上皮種」という事がわかり
悪性でないので今後は生活に支障がある場所以外は取らずにいこうという事になりました。
その後も体のあちこち(太股や背中、頬や前足の付け根など)に同じようなイボ状のものができており
悪性ではないとはわかっているのですが、なんとかこのイボができにくくする方法はないかと思いご相談させていただきました。
今の病院で「はと麦の漢方薬」もある、というのを聞いたのですが通常のイボと違うので
実際に効き目があるかは不明との事でまだ試していません。
子犬の頃から皮膚が弱くてすぐにかぶれたり腫れたりします。
アドバイスをよろしくお願い致します。
hu-natuさん ( 兵庫県 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
RE:犬の皮内角化上皮種について
皮内角化上皮腫の治療についてですが、数個以内の時にはやはり外科的切除となります。多数の場合には、アシトレチンまたはエトレチナートというビタミンA誘導体の投与が有効であるかもしれないとの報告があります。ただし有効性の判断には投与を開始してから3カ月間かかり、有効である場合には通常一生飲み続ける必要があるとのことです。また副作用も知られており、特に催奇形性があるため妊娠中はもちろん雌雄問わず将来的に交配を望む場合には投与ができず、オーナー様も扱いには十分気をつける必要があります。国内では販売されておらず個人輸入となりますので、入手可能であるのか、あらかじめかかりつけの獣医師に相談してみてください。また代替薬としてビタミンA(国内で入手可能です)も知られていますが、効果は前者に比べると低いようです。
有効な予防法は知られていません。
評価・お礼
hu-natuさん
●●先生ご回答ありがとうございます
できれば内科的治療で予防できないものかと思い
質問させて頂いたのですが、少し難しそうだなと思いました・・・
副作用の事も気になるので、教えて頂いた代替薬のビタミンAを試してみようかと思います!
●●先生に回答して頂いて少し気持ちが楽になりました
ありがとうございました!
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