対象:ペットの医療・健康
7歳の犬ですが、左前腕部の腫瘍を摘出手術したところ、軟部組織肉腫とわかりました。切除縁において腫瘍細胞が観察され、近いうちに再発の可能性が大ということでした。このまま再発を待つのは、何とも心苦しく、何かよい方法はないものかと考えています。抗がん剤投与や、サプリも考えますが、今のところ、転移はないので、再手術等によって、完治させることは、やはり、断脚以外にはないのでしょうか?
ameri70418さん ( 愛知県 / 女性 / 26歳 )
回答:2件
腫瘍
腫瘍の中には再発しやすいもの、しにくいもの、また再発はしやすいものの、同じ場所で再発して、肝臓や、肺などに転移しないものなどがあります。 肺や、肝に転移しないものでしたら、局所で再発しても、1,2cmの小さいときに、局所麻酔下でレーザー切除、レーザー蒸散などで対処できます。 また腫瘍の中でも、どんどん健康な組織を壊して、浸潤していくような腫瘍の場合には、断脚も必要になってくると思います。 これから腫瘍がどのように動いていくかをみてから、判断してもよいかと思います。
また、サプリメントの中に、腫瘍の増殖を抑える効果のあるものも販売されていますので、主治医の先生とご相談されて、のませてはいかがでしょうか。
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RE:犬の軟部組織肉腫
悪性腫瘍の治療法は外科、内科、放射線治療などがありますがこれらの治療方が単独もしくは併用され治療が行われます。悪性腫瘍の根治を治療の目標とするのであれば完全な外科的切除と抗がん剤や放射線治療が併用される場合が多いです。
軟部組織肉腫にかかわらず腫瘍の切除術後に切除縁に腫瘍細胞が確認された場合、拡大切除術(再手術)が勧められます。前腕部など脚に腫瘍ができた場合、脚を温存し拡大切除術するには限界があります。そこで拡大切除術の一つの方法として断脚術を行う場合があります。
実際の症例を診察していませんので分からないところがありますが根治術を目標とした治療において十分なサージカルマージンがとれない状況であれば断脚術が必要となります。
脚や眼など身体の一部を切除する手術には抵抗を感じると思いますが十分に考えて判断してあげて下さい。
ameri70418さん
レーザー切除
2009/10/25 11:46井上先生、お忙しいところ、お答えをありがとうございました。先生のおっしゃる、レーザー切除とは、まだまだ、行っている病院が少ないと思いますが、費用は、どのくらいかかるものなのでしょうか?
ameri70418さん (愛知県/26歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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