対象:ペットの医療・健康
18歳のミックス犬で乳腺腫の治療中です。
今年の2月に局所麻酔で自壊していた腫瘍を摘出しましたが、また新しい腫瘍が大きくなりこのままでは自壊するので全身麻酔で手術した方がいいと言われました。ですが、前回の局所麻酔では術中に暴れたのもあり術後体調を激しく崩した経緯があるので手術しようかとても迷っています。先生は点滴で全身状態を管理して出来そうなら手術する方針だそうです。今回は全身麻酔なので術中のストレスは低いと思いますが、術後の体調悪化が心配でたまりません。
もう高齢なので余生を楽に過ごせる方法を選びたいと思っていますがどのような考え方をしたら良いでしょうか?自壊して痛い思いをさせるか、手術にかけるか、決めるのは飼い主の責任ですが正直どうしてよいか分からず呆然としています。何かアドバイス頂けるとありがたいです。
roootさん
(
福島県 / 女性 / 45歳 )
回答:1件
高齢犬の麻酔に関して
獣医師の増田と申します。ご心配のことと心中お察しいたします。
高齢のワンちゃんの手術・麻酔というのは、やはり若い動物に比べるとリスクが生じやすくなります。
手術・麻酔が実施できる基準は、個々の動物病院や獣医師によっても異なると思います。
このような場合、よくご家族様にお話しするのは、「手術をした際のリスク」と「手術をしなかった場合のリスク」についてを十分に行います。
麻酔をかけることに十分な体力状況あるいは、持病、転移の有無などはよく確認する必要がありますので、それらの結果を踏まえて十分手術に耐えうるようであれば、高齢であっても手術を行うことがあります。
詳しい容態が判断できませんので、どちらが良いかはお答えできませんが、ご家族様にとって最良とご判断された方法を選択されるのも一つの方法かもしれません。
主治医の先生に、今ご不安に思われることをお話しいただき、ご納得のいく方法が導かれることをお祈りいたします。
評価・お礼

roootさん
2015/06/09 20:46お忙しいなか回答頂きありがとうございました。
あれから先生と相談して全身麻酔で手術を行い、無事手術を終える事が出来ました。やはり先生との話し合いは大事ですね。
ですが、元々肩にあった擦り傷が入院中に悪化してしまい今はそちらの方が痛そうです。どうやらずっと同じ方向に寝かせられていた様で起き上がろうともがく内に傷が大きくなってしまったみたいです。ワセリンを塗って様子を見ていますが、先生に診てもらおうか考え中です。
回答専門家

- 増田 国充
- (静岡県 / 獣医師)
- ますだ動物クリニック 院長
西洋医療・東洋医療の両方の視点で獣医療に取り組みます
静岡県で動物病院を開業しております。当院では漢方や鍼灸をはじめとした東洋医療を獣医療に取り入れ、現在県内外からご来院いただいております。鍼灸や漢方に関するご相談やメディカルアロマテラピーなどにも力を入れております。
(現在のポイント:-pt)
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