対象:ペットの医療・健康
11歳半のオスチワワ、多飲多尿、食欲増、足腰の衰え、腹の膨らみ、皮膚病で受診、・・・甲状腺ホルモン低下と診断され13日間薬を飲む・・が調子悪そうで他の病院へ。
初めての血液検査・・・肝臓値ALPが1676で肝臓の薬とステロイド剤を服用。10日目に採血・・ALP1676.14日めに採血でホルモン検査。このときステロイドを飲んでいたのでコルチゾール値が正確でないと言われ再検査をしたほうがよいのでは と言われました。
甲状腺の値が低く(T4/0.3)(FT4/0.7)
コルチゾール9.8・・少し高いだけなので 先生は副腎皮質ではなく肝臓に何かが、と思われているようです。
足に力がなくなった上に 採血した後ろ足を痛がって起き上がるのもやっとで引きずっています。
反対の足も痛んできているのに(よく転びます)、血液検査をまたするのは 歩けなくなるのではないか心配です。
私が副腎皮質亢進症と思い込んでいるだけのようで 先生は甲状腺低下と肝臓病の診断のようですので 血液検査をしないで甲状腺低下と肝臓病の治療をお願いするのは きけんでしょうか?
食欲だけはあるのですが お腹も垂れてきてとても心配です。
どうしたらよいのでしょう?
よろしくお願いいたします。
グッチャンクーさん ( 神奈川県 / 女性 / 56歳 )
回答:2件
犬 副腎皮質亢進症
一般血液検査項目が少なくて、判断が難しいですが、FT4は正常範囲の下限を下回っているようです。 どうやら甲状腺機能低下症はあるようです。 また、副腎皮質亢進症でもFT4が低くなることがありますので、甲状腺機能低下症単独だと判断することが出来ません。 もう少し、検査項目を増やすか、低容量デキサメサゾン試験などで、副腎皮質亢進症の確定診断をする必要があります。
評価・お礼

グッチャンクーさん
先生ご回答本当にありがとうございます。
検査検査で犬もかわいそうと思っておりますが それでは治療が始まらない。低容量デキサメサゾン試験とは こちらの先生がおっしゃっていた筋肉注射で1時間待っての再検査のことなんでしょうね、きっと。今日まで迷っておりますが 本日もう1度お医者様に行きます。丁寧なご回答ありがとうございました。
回答専門家

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RE:犬 副腎皮質亢進症
fT4の値が低いので甲状腺機能低下症があるのは確かだと思います。
しかし、症状からは副腎皮質機能亢進症も併発している可能性が考えられます。
副腎皮質機能亢進症の診断にはACTH刺激試験といって、合成ACTH製剤(コートロシン)を注射して前後のコルチゾール値を測る必要があります。しかし、この検査は80%ほどの検出率なので、エコー検査で副腎のサイズもチェックすると良いでしょう。
また、副腎皮質機能亢進症でもALPの値は高くなりますが、1000以上というかなり高い値ですので、肝臓・胆嚢にも病気がある可能性があります。肝臓・胆嚢のエコー検査も一緒に行うと良いでしょう。また、ALP以外のほかの肝臓の数値に異常がないか血液検査をする必要があります(すでに必要な項目が検査されていれば大丈夫です)。
採血は足だけではなく、手や首の血管からも行うことが出来ます。もし、採血に抵抗があるようでしたら、副腎・肝臓・胆嚢のエコー検査をまず行うことをお勧めします。
甲状腺、肝臓のお薬は継続して構いませんが、副腎・肝臓・胆嚢の詳しい検査をすることをお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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