対象:家計・ライフプラン
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私は32歳の男です。妻と2人暮らしです。3年前に結婚したタイミングで現在住んでいるアパートに引っ越して来ました。家賃11万と駐車場代2万の合計13万です。その当時は両方とも正社員で働いており月の収入が大体45万に届くか届かないか位でした。なので、無理なく貯金も出来て生活を出来ていました。
ところが、間もなく妻が仕事によるストレスとバセドウ病を発症しやむなく仕事を辞め、しばらく休養をすることとなりました。この休養期間は、傷病手当金を少なくない額を貰っていたため、さほど大きく収入が落ちることはありませんでした。そして1年近くの療養を経て、派遣社員として仕事を再開しまたこれから結婚直後のように収入が元に戻ると思ったところ、不況の影響で派遣切りにあってしまいました。代わりの派遣先もなかなか見つからず、とりあえず私の扶養に入って近所でパートをすることになりました。
ここで困るのが収入です。私も止むにやまれぬ理由でこの期間に転職をしており、収入が下がっている上に嫁がパートとなったため収入はガタ落ち。合計で約30万に届かないくらいです。明らかに収入に対する家賃の割合が大きすぎます。普通に生活することは出来ますが、普段の生活費と各自のお小遣いと後妻の通院代等を引くとほとんど貯金まで回らない状態です。ここで普通なら収入に見合った賃貸へ引っ越したいところですが、現在私の実家の方で家の建て替えの計画があり、2世帯で住もうという話が持ち上がっています。なので、その話が出ているタイミングで引っ越すのは逆に引っ越しにかかる費用が無駄なのでは・・・。という思いがあり色々試行錯誤をしています。夫婦ではさほど使う機会の多くない車を手放そうかという話をしています。
この状態でどうしていけくのがベストなのか是非アドバイスを頂きたいです。よろしくお願いいたします。
アオッキーさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
回答:5件
判断の仕方
アオッキー様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、現在の収入だけでなく、資産と負債の状況を考慮しないと、適切な判断は難しいと思われます。
奥様が病気がちであれば、なおさら、資産と負債の管理が重要になります。
現在の貯蓄がいくらあるのか、そして、2世帯住宅の頭金として、いくらの負担が必要なのか、ローンはいくらで、何年で返済するのか、月々の返済額は?といった状況を考慮すべきでしょう。
もし、今の段階で、貯蓄がほとんどない、あるいは、頭金として、それなりのお金を用意しなければならない、という場合は、車を売ったり、安いアパートに引っ越したりする必要もあるでしょう。
収入に対する家賃の割合は、2〜3割程度が目安ですが、これは、あくまで継続する場合です。1〜2年の話であれば、貯蓄で補うこともできます。
具体的な判断については、キャッシュフロー表(CF表)を作成してみることをおすすめします。ちなみに、CF表とは、人生の資金繰り表のことです。私の事務所では、これを「将来資金計画表」と呼んでいます。
綿密な計画を立てたい場合は、独立系のファイナンシャル・プランナーと一緒に表を作り込んでいくのもひとつの方法です。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
あえて気持ちから考えてみる。
アオッキーさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
いろいろと気持ちが揺れていることが文面からもみえます。奥様も気持ちの面が不安定なようにみえます。
貯蓄ができないのもつらいところです。でも見方を変えれば、赤字でなければ「赤字にならないでよく持ちこたえている」と考えることもできます。
どうしたらよいかですが、
一番よい方法は、家計をお気持ちに合わせることだと思われます。
・どのような状態が一番気持ちの面で安定するのか。
・そのためにはどのようにお金を使っていくのか。
・気持ちに合わせた場合、どのようなリスクがあるか。
といった段取りで考えていきます。
たとえば二世帯住宅の話に乗る場合、お金の面でOKであっても、奥様の気持ちがYESでなければアオッキーさんにとってよい結果になるかどうかはわかりません。
5年先、10年先、20年先を見据えながら、人生のストーリーを奥様とご一緒に考えられてはいかがでしょうか。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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収入に対する支払い家賃の割合
アオッキーさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『この状態でどうしていくのがベストなのか是非アドバイスいただきたいです。』につきまして、ご実家で二世帯を建てて実際に入居できるまでには、住宅の設計からはじまり、建築会社の選択、建築工事などもあり、実際に引っ越しができるまでには概ね一年程度はかかってしまうと思われます。
これに対して、ふたり合わせた手取り月収金額30万円に占める駐車場も含めた支払い家賃の割合は、43%以上になってしまっていますので、この水準にまでなってしまうと、貯蓄にまで資金がまわらないと思われます。
毎月、確実に貯蓄をしていただくためにも、手取り月収金額30万円に占める支払い家賃の割合としては、25%ていどに抑えておかないと、貯蓄をしていくことができません。
よって、アオッキーさんの場合は、8万円ほどとなります。
例えば、車も手放し、月8万円の賃貸物件に越した場合、現在の駐車場を含めた支払い家賃との差額5万円を一年間積み立てた場合、60万円にもなりますので、引っ越し費用を考慮しても、手元に相当な金額が残せることになると思われます。
今の賃貸物件でゆとりのない生活を送るよりも、思い切って支払い家賃を引き下げることで、収入のうえでゆとりが生まれると考えます。
奥様とも良く話し合って、決定してください。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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お車を手放されるようお勧めします
アオッキー 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です。
収入と家賃の割合は、住宅ローンの収入に対する返済負担率が20%〜25%程度ですので、家賃もそれに準じる場合には25%程度と考えられます。
その観点からは、家賃が6万から8万の賃貸住宅での生活に変更される事をお勧めします。
一方、ご実家の新築のお話との関係で考えますと、新築の場合建築会社に申し入れしてから住むまでに、概ね6ヶ月以上掛かります。それまでにも資金の予定やどのような負担、間取りの研究等々様々な検討が必要とされます。
従いまして、現在どの程度にお話が進んでいるのかによります。もし入居までに1年以上掛かりそうでしたら、転居をお勧めします。
理由は
13万円―(6万円〜8万円)×12ヶ月=84万円〜60万円の出費
これ以上であれば、引越しをしても引き合うものと考えます。
二世帯住宅をお考えの由、住宅ローンの設定は、できれば収入に対して返済負担率を20%未満に、多くても25%以下とされるよう、お勧めします。
お車をご使用ならないのでしたら、現況から手放すことが一番かと思われます。
駐車場代の2万円が直に効果として現れます。
以上です。

小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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車を手放し、実家へ移る
アオッキーさん、今日は。CFPの小林治行です。
新聞では派遣切りが昨年来進んでいると読んでおりますが、この家計・ライフプランへのご相談でそうした方が非常に多いことに実感を感じているところです。
奥さんのこと、ご自分のこと、良く考えておられると思います。
方針はご自分でお書きになって通り、この際は経費を圧縮して出直しに備えることでしょう。
1)車の処分 (余り使わないので。月2万円の経費圧縮と若干の売却額)
2)2世帯同居への準備
3)2世帯住居がなかなか進展しない時は、賃料引き下げを目的に、もう少し郊外のアパートへ移転も検討して置きましょう。
方針は明確です。先ずは2世帯住居の完成を実現させて下さい。
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