家計診断をお願いします。

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅購入の自己資金の目安は物件価格の3割です。そうすると3500万円の住宅ですと1050万円が貯蓄目標になります。なぜ3割かといいますと金利を低く借りたい場合には物件価格の8割までしか貸してくれないところが多いからです。それに諸経費が約1割かかりますので3割が目標になります。

そうすると現状約400万円貯蓄がありますので、手元に100万円から200万円残すとして900万円ぐらいためないとなりません。2年後ですと1年間で450万円、一ヶ月あたり約38万円になりますのでちょっと難しいように思えます。
もう少しあとにずらしたほうがいいでしょう。住宅購入が全てではありません。今も将来も楽しく生活するにはどうしたら良いのかを検討し、将来のプランを立ててみてください。
まだ若いので慌てる必要はありません。

最後に借り入れを100%や90%でできるところもありますが、ご主人と奥様の収入や今後のお子様の人数によっては生活が厳しくなりますのでよく検討してください。

睡魔に勝てないさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『どのくらいのペースで貯金していけば、2年後に無理をせずマイホームを購入できますか。』につきまして、ふたりの手取り月収金額を合わせて住宅ローンを組む場合、手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合としては28%〜30%わ目安にお考えください。

住宅を購入する場合、頭金を少しでも多く用意することはとても大切ですが、睡魔に勝てないさんも書いているとおり、頭金を多く用意するために倹約にばかり気を取られて、友人との交際や楽しい旅行費用まで削ってしまっては、大切な人生そのものが台無しになってしまいます。

よって、2年後に住宅を購入するために幾ら準備するのかではなく、今の貯蓄水準を維持していっていただければ貯蓄水準として申し分ありませんので、2年後に用意できた貯蓄を頭金にして、無理なく返済していける住宅ローン負担に収まる範囲内で、購入する物件を決定していただければ睡魔に勝てないさんの場合には十分です。

睡魔に勝てないさんの手取り月収金額28万円に占める毎月の貯蓄金額の割合は43%近い水準となります。

社宅ということで住居費用があまりかからないとはいえ、ご両親に仕送りまでしてこの水準で貯蓄をしているのですから、これからもこの水準を維持していってください。

この水準をいじしていっていただければ2年後には、少なくとも600万円はたまっていることになります。

以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄

睡魔に勝てない 様

初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

住宅購入は人生最大の買い物になります。また、住宅ローンを組んでの購入は長期間返済するため、大きなリスクが伴います。

無理の無い、マイホーム購入の条件は

私は、長期間の家計を維持するため、収入に対する返済負担率は20%未満に、無理をしても25%以下に抑えるようお勧めしています。

お二人の収入がわかりませんので、住宅ローンとして借入可能額が不明です。もし、2500万円を借入し、元利均等払い、30年返済、固定金利3.2%(保証料・団信含ます)を仮定した場合には、
月々の返済額は、月々108,116円になりますので、20%未満の設定では約650万円、25%以下の場合で約520万円の収入をお考えください。

ローン返済のほかに、団信保険料、保証料、固定資産税、マンションであれば管理費・修繕積立金等が必要になります。

住宅ローンは借金です、毎月の返済額を少しでも少なくするために、頭金は物件価格の30%程度のご用意をお勧めしています。3500万円の物件の場合1,050万円になります。

現在375万円の貯蓄をお持ちですので、2年間24ヶ月でこの金額を目指すには、月々約28万円というハイペースでのつみ上げが必要になります。

現在のベースは
{月々12万円+3万円}×12+50万円(ボーナスの50%)≒230円ですので約3年で到達します。

私は、ご結婚と同時ではなく、今後3〜4年程度で頭金を準備してからの住宅購入をお勧めします。