家計診断の件

睡魔に勝てないさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『どのくらいのペースで貯金していけば、2年後に無理をせずマイホームを購入できますか。』につきまして、ふたりの手取り月収金額を合わせて住宅ローンを組む場合、手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合としては28%〜30%わ目安にお考えください。

住宅を購入する場合、頭金を少しでも多く用意することはとても大切ですが、睡魔に勝てないさんも書いているとおり、頭金を多く用意するために倹約にばかり気を取られて、友人との交際や楽しい旅行費用まで削ってしまっては、大切な人生そのものが台無しになってしまいます。

よって、2年後に住宅を購入するために幾ら準備するのかではなく、今の貯蓄水準を維持していっていただければ貯蓄水準として申し分ありませんので、2年後に用意できた貯蓄を頭金にして、無理なく返済していける住宅ローン負担に収まる範囲内で、購入する物件を決定していただければ睡魔に勝てないさんの場合には十分です。

睡魔に勝てないさんの手取り月収金額28万円に占める毎月の貯蓄金額の割合は43%近い水準となります。

社宅ということで住居費用があまりかからないとはいえ、ご両親に仕送りまでしてこの水準で貯蓄をしているのですから、これからもこの水準を維持していってください。

この水準をいじしていっていただければ2年後には、少なくとも600万円はたまっていることになります。

以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン　渡辺行雄