姑と義兄の家 - 住宅設計・構造 - 専門家プロファイル

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対象:住宅設計・構造

姑と義兄の家

住宅・不動産 住宅設計・構造 2009/05/19 00:04

主人の母と義兄(知的障害者)と一緒に二世帯で住むことになり、家をたてるのですが、その間取りで悩んでます。

母は75歳で心臓が弱い状態で、いずれ介護をするときに介護のしやすい間取り母の世帯で作りたいと考えているのですが、どのように考えたらよいのかわからず、困っています。

今のところ
寝室・トイレは西側に
そしてトイレの隣は収納スペース(北西費)に続いて、
玄関(北)・お風呂(北)・洗面室(北東)
そしてパントリー・家事室・キッチン(東)、ダイニングリビング(南)で間取りを考えているのですが、お風呂と寝室までの距離がながいため、ねたきりになったときにお風呂につれていくのが、大変なのではと想像します。そしてお風呂を寝室近くにおくとキッチンとの家事動線が長くなるため、義母の家事動線が長くなるため、義母と介護をする嫁の私にとってどんな間取りよいのかわからず、悩んでます。

もちろんこの間取りにとらわれずに、義母と私にとって介護のしやすい間取りがあれば、教えてください。よろしくお願いします。

よめさん ( 茨城県 / 女性 / 31歳 )

回答:3件

二世帯住宅

2009/05/22 20:47 詳細リンク

はじめまして やすらぎ介護福祉設計 齋藤と申します。

''介護をふまえた二世帯住宅設計''はご家族構成・ライフスタイル・地域の福祉サポートの有無などによって考え方が変わってきます。

お母様の将来の介護だけでなく、お兄様の将来やご夫婦がお年を召されたときのライフスタイルまで見越した設計をしないと、いつかまたリフォームが必要になってしまいます。。

お住まいの地域が茨城ということで、お母様に介護が必要になった際、外部サポートがどれくらい受けられるのか、調べておくと安心です。
在宅介護における入浴サービスや訪問医療の有無によって、家族以外の方のサポートを受けつつ、自宅のプライベート部分を守る考え方も必要かと思われます。

心臓がお悪いとのことで、ペースメーカーなどの使用が必要になれば電磁波関連のものは避けたいですよね。

基本的考え方としては、お母様の「寝食分離」と介護時の水周り環境でのスペース確保、緊急時のストレッチャー搬入ルート(心臓疾患の方はできるだけ動かさないようにするため)などを加味したゾーニングが大切だと思います。

介護は全て抱え込まないことを前提にお考えになられてはいかがでしょうか。

ご参考まで(^^)

回答専門家

齋藤 進一
齋藤 進一
(埼玉県 / 建築家)
やすらぎ介護福祉設計 代表
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樋口 好伸

樋口 好伸
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今よりも、変化する未来を見据える。

2009/05/19 09:12 詳細リンク

こんにちは!よめさん

地形や大きさ、細かい諸条件などが不明ですので具体的な間取りと言う事には触れませんが、
僕なりに考え方を少し、お話しさせて頂きます。

先ず介護を見据えての間取りですが、ご存知の通り、寝室と水回りを隣接させる事、導線の廊下幅を広く取る事は基本的な事です。一つ加えるとしたら、将来的に寝室内にトイレを設置する為に、予め給排水の配管を寝室の床下まで持ってきておく事も考えられれば如何でしょうか?
一日の使用頻度を考えるとトイレは相当な回数になることと思います。
介護する側の労力も相当の負担になり、される側も頼みにくい事で、水分接種を我慢したりでストレスも相当重なる事と思います。少しでもベットとトイレの位置を近くする事は両者に取っての負担を軽減させる為の工夫だと思います。

変化する未来を見据えての間取りに関しては基本的な押さえをする事、(寝室、水廻り、導線幅)と可変性を持たす為の工夫をする事だと思います。
具体的には広い空間に床、天井先行の施工をすればと思います。
広い空間を実現するには“柱”の少なくてすむ構造を考えなければなりません。
RC構造や鉄骨構造、木造ラーメン構造(SE構法)などが考えられます。

床先行の施工は広い空間に床と天井を先に仕上げ、その上から間取りを構成する仕切り壁を設置する方法です。
通常は壁先行で施工を行いますが、この場合間仕切りの撤去や移動などの際には床の補修や張り替えなどの手間が出てきます。
床、天井先行にしていれば基本的に壁の撤去や移動、追加だけで、変化すライフスタイルに合わせ、間取りの構成を変えやすい状態になると言う事です。

家族の変化に合わせた間取り変更をその都度考えられるような『我が家』になればいいですね。

ぼんやりとした答えですが、多少のご参考にして頂ければ嬉しく思います。






感謝。

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LIVES FACTORY higuchi

志田 茂

志田 茂
建築家

- good

コンパクトに

2009/05/19 16:20 詳細リンク

志田茂建築設計事務所 志田と申します。

同じような条件の2世帯住宅を設計をした事があります。

もっとも、介護をする事を前提条件には考えませんでした。
諸々の条件により小さな面積しか作れなかったのですが、そのために、小さい部屋が連続しても大きなスペースに感じられるよう、寝室とリビングの仕切りは全面引き戸とし、普段は開けています。
たぶん、寝る時も開けっ放しかもしれません。

将来の介護を見据えて間取りを考えるのなら、
諸室をコンパクトにするのがいいと思います。
そして、寝室とリビングは引き戸で仕切り、将来にある程度柔軟に対応できるようにしておくのがよいと思います。
風呂・洗面脱衣・トイレは、一つづきで並べ、トイレは洗面脱衣に隣接し、仕切り壁を取り払う事も考えておくとよいでしょう。
いずれも、将来自力だけでは難しい状態となってしまったら、介添えするのにもスペースが必要になるからです。ベッドの位置を寝室部分の真ん中に移動したり、、トイレの場合は仕切りがなくなければ介護するのにも体勢が自由です。

諸室をコンパクトにする事で、実際、移動距離が少なくなるという事もあります。

開口部の幅とか建具の高さとか、既成品を使おうとすると、難しい場面が出てきますので、その場にあわせたものを作るように考えてみましょう。

できれば、設計者をいれて、時間をかけて間取りを決めていってください。

将来介護・・・といっても、今現在お母様はお元気なのですから、お母様の意見も汲んであげてください。
そしてあなたご自身も、安らげる部分をちゃんと作ってくださいね。

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