対象:住宅資金・住宅ローン
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6千万円程度で希望の物件が見つかりました。自分では十分に資金計画が立ちませんが、資金に余裕のある親から1千万円、兄から2千万円を用立ててもらうことが可能です。二人とも返済はこだわっていないとのことです。私は金融機関への返済を優先しながらもこつこつとなんとか返済するつもりではおります。ただ当初は返済がほとんどできないでしょうし、最終的に確かに全額返済ができないかもしれません。ただ贈与になると税金がかかってしまいます。共同名義で購入したほうがよいのでしょうか。ご教示いただければ幸甚です。
補足
2009/05/05 02:58早速にポイント明確な回答有難うございます。実際、親も兄も同居しませんがただ共同保有しているということと理解していますが、逆に共同名義で購入する二人の税務上の手当てというのはどういうことになるのでしょうか。住宅購入資金として認定されるのでしょうか。
Yankeesさん ( 東京都 / 男性 / 41歳 )
回答:2件
資金の動きを確認してください。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
資金の動きとして、大きく下記の3通りの方法がございます。
1.兄にお金を借りて、不動産を購入する(金銭消費貸借+単独名義)。
2.兄にお金を出してもらい、兄と共有名義で不動産を購入する(共有名義)。
3.兄にお金を貰って、不動産を購入する(贈与+単独名義)。
3.に関しては、兄から貰った金額に対して、
基礎控除110万円を超える部分については、
贈与税の対象となります。
2.に関しては、兄の出資した分だけ、兄の名義として、
持分を持つのであれば(つまり共有名義とするならば)、
兄が所有権の一部を購入しただけのこととなります。
つまり、「Yankees」さんが居住するのに対して、
兄が保有する部分に賃貸借契約を結ぶのであれば、
それに基づいて、賃料を支払う義務が生じますが、
それ以外では特に兄に支払う金額は生じません。
賃貸借契約がない状態で、兄に支払いをすれば、
逆に兄の所得となり、兄に課税の義務が生じます。
1.に関しては、兄と金銭消費貸借契約書(借用書)を結び、
それに基づいて支払をすることとなります。
支払が滞った部分に関して、税務署から贈与と思われる
可能性はあります。
親からの資金の動きに関しては、上記3パターンに加えて、
相続時精算課税制度を利用して、贈与税がかからない形で
1000万円を贈与してもらうが可能です(3の変形パターン)。
整理するポイントは、
・お金の出資と持分が一致しているのかどうか。
(一致していない部分は基本的に贈与となります。)
・お金の出資の形が、贈与なのか貸借なのか。
(贈与の場合は贈与税対策、貸借の場合は
きちんと金銭消費貸借契約を結ぶこと)
この2点を考慮して検討していけば良いと思います。
今回のケースにおいて、
兄、親共に返済に対してこだわりがないのであれば、
2.のケース(共有名義)としておくのが
一番問題が少ないと思われます。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入資金の件
Yankeesさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『共同名義で購入した方が良いのでしょうか。』につきまして、Yankeesさんがご記入されているとおり、お金を借りているにもかかわらず、毎月きっちりと返済がなされていない場合は、税務署は贈与税として認定課税する可能性はあります。
よって、毎月きっちりと返済できる見込みがないのでしたら、Yankeesさんのお考えの通り、各々の出資割合に応じて共有名義で一旦希望する物件を購入していただくことをおすすめいたします。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです、
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:-pt)
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