対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
回答:8件
リサーチと勉強を
hiro305様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人です。
ご相談の件、この保険は、「ドル建て」とありますので、1500万円で10年後には500万円増える予定というのは、約束されたものではありません。
つまり、為替レートの変動で、受取額も変動するということです。
遺産相続されたお金とはいえ、1500万円は、大金です。
資産を守っていくためには、しっかりとしたリサーチと勉強が必要です。
ちなみに、こちらのAll Aboutプロファイルは、独立自営で活動をしている専門家が、顔と名前を出して、責任を持って情報を発信している、極めて希少なサイトです。
過去のQ&Aやコラムは、情報の宝庫です。
これらを参考にしたうえで、フィーリングの合いそうな専門家に個別相談を申し込まれるとよいでしょう。
個人と個人の信頼関係に基づいたアドバイスが得られるだけでなく、大幅な時間の節約にもつながります。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
外貨建て保険で運用する場合
hiro305さんへ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。
この保険「リタイアメント・インカム」は、保険会社のホームページを見ると「年金支払型特殊養老保険」と書かれています。つまり、貯蓄性はあるのですが、養老保険とかかれていますので死亡保障の部分もある程度あるようです。
死亡保障も欲しい場合は選択肢として考えられます。純粋に貯蓄・運用目的であれば、他によりよい商品がある可能性があります。
ドル建てでの受取額が確定している保険商品ということですので、ドルで運用したい方にとって投資信託よりは安心できるかもしれません。ドルで為替リスクが取れるかどうかもポイントになってきます。
為替リスクは、複数の通貨に分散するほうが小さくなる傾向があります。通貨分散や投資先の分散を考えれば、価格変動があっても、投資信託のほうが良い場合もあるように思われます。くわえて、為替リスクがある場合は、投資する時期を分散させるのもリスクを小さくする一つの方法と思われます。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
勘違いしないように。
はじめまして、FPの岩川と申します。
ドルベースでは、受取額が確定している商品ですが
しかし、
50歳に契約し、10年で500万増えるわけではありません。
50歳から80歳までの30年すべての期間を預けて、
500万増えるということですね。
もっと詳細に考えますと
60歳から72歳までの12年間は、自分の元本を取り崩している
計算です。
つまり、継続することを前提に考えると
増加分の500万を受けとれるのは、契約から22年以上預け置くことです。
これは、本当に良い手段?でしょうか。
ここまでの話は、為替の変動を加味していません。
10年を超えれば、為替差損を被る可能性は低いでしょうが、
有利な手段ではないでしょう。
ドル建ての保険は、主に、米国の債券を保有することと同様の効果が得られます。
ご自身でダイレクトに、米国の債券を購入した方が、
保険会社の破綻リスク、高コストなど回避することができます。
ドル建ては、いろんな角度で考えても、投資価値のある商品なのか疑問です。
同じリターンで、あえてリスクの高い手段を選択しているように思えます。
その商品のどこがどのように自分とって有利なのか明確にしてから
始めた方が良いでしょう。
不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
分散投資をお勧めします。
hiro305さん、こんにちは。
年金・保険相談を専門にしている中山社会保険労務士・FP事務所の中山です。
「1500万円で10年後には500万円増える予定」とありますが、この説明はご存知と思いますがモデルプランです。
外貨建ての商品は必ず「為替リスク」があることをお忘れないようにしてください。
例えば、現在の米ドル為替レートが101円だとすると、受取時にこれより円高に振れていれば為替差損を被ることになります。
(お調べしたところ、元本保証タイプではありませんのでやはりリスク商品です。)
決して悪い商品でというわけではなく、全てをつぎ込むというのはリスク分散が出来ていないということですので危険です。
ひとつの選択肢としては良いですが、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券などへ4資産分散が基本と言われています。
また、必要に応じてすぐに引き出せるよう、流動性資産も組み入れると良いと思います。
配分については人それぞれ状況に応じてリスクの取り方が変わってきますので、ここではあくまでも一般的解説になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。
余裕資金ではあっても、大切なお金ですのでリスク管理はしっかりとしておいた方がいいと思います。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
リスクについても確認されたでしょうか?
はじめまして、hiro305さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
老後資金を保険で運用される方は多いと思いますが、まず商品に対してデメリットについても確認されたでしょうか?
ドル建てというと為替リスクを負う場合があります。
老後資金として10年後と言う事ですと、外貨による為替リスクを負うよりは円などで運用されても良いと思います。
国内商品ですと変額個人年金なども選択肢に入ると思います。
また、保険ではなくご自身で運用される方法もありますね。
10年間はリスク軽減しながら投資信託などで増やす運用をして、老後資金のプラスアルファ分として10年後からは毎月分配型などへ移行していく事も考えられます。
まず商品のメリットとデメリットを確認して商品選定をされた方が良いでしょう。
ファイナンシャルプランナー
-
死亡保障は必要でしょうか?
hiro305さん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
その商品は養老保険の一種で、10年間の死亡保障が付いています。
死亡保障は必要でしょうか?
保障が付いているということは、その分の保険料が差し引かれて実質運用利回りは下がります。
またドル建てですので、ドルベースでの受取金額は決まっていますが、円で受け取ると為替の影響を受けます。
セカンドライフを海外で過ごす予定でしたら、それも一考でしょうが、日本で過ごされるのであればドル建てはあまりお勧めしません。
特に死亡保障も必要なく、海外で暮らす予定もないのでしたら、シンプルな運用をお考えになったほうがいいでしょう。
金融機関で保険を勧めるのは、そのほうが手数料が多く入るからです。
投資信託で分散投資をお勧めします。
投資信託が初めてということですと、金融機関で相談する前に独立系FPにご相談されるといいでしょう。
何かよくわからない投資信託を金融機関のお勧めのままにやっていた方で今不安になってご相談される方が多いようです。
hiro305さんがこれから先、そしてセカンドライフをどのようにお過ごしになりたいのかをじっくりご相談された上でプランを作ってもらう方がいいと思いますよ。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
当該商品のリスクと他の選択肢のご紹介
│hiro305様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です
当該商品は外貨建てで運用するもので、説明書に記載されている通り、年金・保険金・解約返戻金の金額米国ドルでの金額です。ご質問に記載されている、500万円が増える、20年間10万円が受け取れることをお約束しているものではありません。
それらが支払われる時点での円とドルの為替レートによって、円貨で受け取る金額は変動します。
もし、現在の円ドルレートよりも、大幅に円が高くなった場合には、払込金額よりも年金等の受け取り金額が下回ることがありえることも、記載されています。
当該商品は、米国と日本の金利差に着目したものと説明がされています。確かに金利は米国が日本よりも高かったのですが、今後の金利は予測が困難です。
また、長期間では高金利国の通貨と低金利国の通貨の関係は、低金利国の通貨の価値が高くなります。昨年来のドル円の変動の一因として過去の異常な円安を調整したものです。従いまして、将来も米国の金利が円よりも高い場合には、長期的にはドルに対して円が高くなる可能性が大きいものと思われます。
補足
もし、米国ドルでの債券に投資することが望ましいとお考えの場合には、ご自分で米国の割引債(ゼロクーポン債)を購入されることを検討されては如何でしょう。
例えば、A証券では2019年〜2038年までのゼロクーポン債が購入でき、2038年のものは、販売価格が34.66ドルで、償還時は100ドルで償還されます。
2019年〜2018年のものを毎年分10,000ドルずつ購入した場合、総支払額は58,010ドルで満期の償還額総計は100,000ドルになります。
為替の変動リスク等がありますが、米国政府がデフォルトしなければドルでの償還は額面で行われます。
但し、同一通貨での運用はお勧めしません、通貨分散(ドル、ユーロ、ポンド等複数通貨)なども含め、国内外の株式と債券での分散投資をお勧めします。
ビッグマック指数から見る、円高円安
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/31166
http://www.officemyfp.com/fptayori0902.html
勉強会を毎月開催しています。宜しければご参加ください
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
-
受取完了まで為替変動のリスク
今日は、CFPの小林治行です。
ジブラルタル生命のドル建てリタイアメント・インカムの条件を見てみますと、
1.ドル建て毎月積立である
2.60歳満期でその時満期金で一時に受け取るか、20年間の確定年金として受け取るか選択
3.積立中死亡保険が付いている
4.予定利率は年金開始前年3.5%、年金開始後3.0%
現行の我が国の金融情勢に比較すると、一見悪くないように見えますが、問題はこの年金と付き合いが終わるまで、通貨の為替変動リスクがあるということです。
現在約100円=1米ドルですが、1ドル90円にも、110円もありえます。
(70円〜140円もかつてありました。)
払込時は円高歓迎で、受け取り時は円安歓迎です。
これが貴方の人生のぴったり行くと良いのですが・・・・・。
為替は誰にも分かりません。
よってそれに不安を感じるなら、近づかないことをお勧めします。
補足
会社名ですが、ジブラルタル生命ではなく、ジブラルタ生命の誤りでした。訂正致します。
hiro305さん
死亡保障
2009/04/12 17:38回答ありがとうございます。
死亡保障のついた保険を他にかけていますので、たぶんこのジブラルタはいらないでしょう。
ただ、海外に口座がありお金をプールしておき、為替のよい時に円にける方法もありかと思いました。
投信信託は興味がありますが、まったくの素人ですので今後FPさんに相談するつもりです。
hiro305さん (東京都/50歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A