対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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当該商品のリスクと他の選択肢のご紹介
│hiro305様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です
当該商品は外貨建てで運用するもので、説明書に記載されている通り、年金・保険金・解約返戻金の金額米国ドルでの金額です。ご質問に記載されている、500万円が増える、20年間10万円が受け取れることをお約束しているものではありません。
それらが支払われる時点での円とドルの為替レートによって、円貨で受け取る金額は変動します。
もし、現在の円ドルレートよりも、大幅に円が高くなった場合には、払込金額よりも年金等の受け取り金額が下回ることがありえることも、記載されています。
当該商品は、米国と日本の金利差に着目したものと説明がされています。確かに金利は米国が日本よりも高かったのですが、今後の金利は予測が困難です。
また、長期間では高金利国の通貨と低金利国の通貨の関係は、低金利国の通貨の価値が高くなります。昨年来のドル円の変動の一因として過去の異常な円安を調整したものです。従いまして、将来も米国の金利が円よりも高い場合には、長期的にはドルに対して円が高くなる可能性が大きいものと思われます。
補足
もし、米国ドルでの債券に投資することが望ましいとお考えの場合には、ご自分で米国の割引債(ゼロクーポン債)を購入されることを検討されては如何でしょう。
例えば、A証券では2019年〜2038年までのゼロクーポン債が購入でき、2038年のものは、販売価格が34.66ドルで、償還時は100ドルで償還されます。
2019年〜2018年のものを毎年分10,000ドルずつ購入した場合、総支払額は58,010ドルで満期の償還額総計は100,000ドルになります。
為替の変動リスク等がありますが、米国政府がデフォルトしなければドルでの償還は額面で行われます。
但し、同一通貨での運用はお勧めしません、通貨分散(ドル、ユーロ、ポンド等複数通貨)なども含め、国内外の株式と債券での分散投資をお勧めします。
ビッグマック指数から見る、円高円安
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/31166
http://www.officemyfp.com/fptayori0902.html
勉強会を毎月開催しています。宜しければご参加ください
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
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