対象:投資相談
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投資や貯蓄についてあまり知識がないので、3年半勤務先の一般財形を続けていました。4月から住宅財形に変更したので一般財形を解約しましたが、手数料などもかかり自分で預けた金額よりすこし少なくなってしまったので
?解約の時期等何が悪かったのか
?また住宅財形でも同じことになるのか
?当面使う予定がないお金が500万円位にまとまるのでどう運用したらいいか
わかりやすくアドバイスをいただけたらと思います。
今までの一般財形は年50万円、会社からの奨励金は1.5%
これからの住宅財形は年50万円、会社からの奨励金は3%
どちらも運用先は野村の公社債投信です。
奨励金と非課税につられ、家はいつかは必要になると思い
住宅財形に変更しました。
30代女性・投資に興味はあるがリスクは避けたいので、
経験はネット定期と国債のみです。
よろしくお願いします。
ナボナさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
回答:4件
ご質問の3点について
ナボナ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、公社債投信は、元本保証ではないものの、基本的に元本割れは、ほとんど起こらない金融商品のはずです。
1.預けた金額より少なくなってしまったのは、不思議な感じがしますが、分配落ち後に解約し、さらに換金手数料が引かれたためではないでしょうか。分配金を別に受け取っているのでは?という推理ですが、明細など拝見しないと、よくわかりません。
2.住宅財形は、5年以上の積立や住宅購入目的など一定の条件を満たすことで、元本550万円までは非課税となる点、財形住宅融資を受けられる点、お勤めの会社であれば、奨励金が3%ある点などが、メリットですが、今は、一般財形同様、運用効率が低いため、個人的には、給与天引き以外のメリットは、あまり感じません。ところで、奨励金が出るのは、預けた時だけですよね?
3.当面使う予定がない500万円については、「長期分散投資」という方法がおすすめです。詳しい内容については、毎月1回のペースでマネーセミナーを開催しておりますので、よければ、ご参加ください。
タイトル
くらしを守るマネー管理セミナー
〜守りながら年5%超の資産運用を目指す方へ〜
4/9現在、All Aboutマネーのトップページでもご紹介いただいております。
http://moneylife.allabout.co.jp/
以上、ご参考になれば、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
わかりやすいですか?
ナボナ様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
解約の時期等はあまり関係ないでしょう。市場環境によって解約した時の価額が変わるのは、株式や債券などのリスクのある商品に投資されている場合の話です。
住宅財形でもほぼ同じです。ただし、こちらは利息が非課税扱いになります。200万預けていたとして、利息が0.25%だとすれば、利息は5000円。20%の源泉徴収税が免除されるとすれば、1000円の節税効果です。もし、解約した後の使用目的が住宅でなかった場合には、過去5年間に遡って課税されることになります。ただし、報奨金の名目でもらっている1.5%に対しては所得税がかかるでしょう。
財形住宅の利息が0.25%であると仮定すれば、年間50万円ずつ積み立てていけば、10年後には約514万円になっています。これは、(報奨金がない場合の)定期預金の利息が0.7%程度であった場合と同じ結果です。
ちなみに、50万円ずつ10年間積み立てて約514万円になるという結果は、税引き後利回り0.5%になります。
「たった0.5%」と思われるかもしれません。この利回りを上げることができるのはリスクのある商品に投資すること以外に選択肢はありません。リスクが嫌いということを否定はしませんが、「リスクを採ることなく、利回りを上げることができるお得な方法は存在しない」ということを覚えておいてください。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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財形貯蓄でも預け先によっては・・・
はじめまして、ナボナさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
財形貯蓄でも、運用先でこのような事になりますね。
公社債投資信託は元本保証の商品ではありませんので、基準価額が下がっている時には元本を下回る可能性があります。
メリットについては、ご存知のようですが、デメリットについても知っておく事が必要だったでしょうね。
また時期的にも今の時期に解約された事で、元本割れになられたのではないかと思います。
現在の金融危機の懸念から株式市場も下げましたが、今回は債券市場も下げていますので、こういった事になったのだと思います。
住宅財形にされる場合でも、目的の期間に合った商品選定が必要になるでしょうね。
長期での運用が出来ないようであれば、元本確保の商品も併せて始められるのも良いと思います。
先の事は、はっきりと言えませんが、最近では景気回復の兆しもあり、今後債券市場も上昇の可能性もありますので、まずリスクについても理解されて運用先を選ばれると良いでしょう。
ファイナンシャルプランナー
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公社債投信は換金手数料が引かれます
ナボナさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
公社債投信は円建ての公社債(国債、政府保証債、地方債、金融債、事業債等)で運用する投資信託です。
一般財形でも住宅財形でも、また一般の金融機関で購入しても公社債投信という商品ですと、換金手数料が引かれます。
お買付時期/(1万口につき)
昭和37年4月20日以前/26.25円(税抜25円)
昭和37年4月21日以降平成13年3月21日以前/105円(税抜100円)
平成13年3月22日以降平成14年3月20日以前/26.25円(税抜25円)
平成14年3月21日以降平成21年4月(今回)まで/2.1円(税抜2円)
詳細はこちら
http://www.nomura.co.jp/retail/fund/rate/shatou.html
現在、目標分配は1万口あたり25円ですので、0.25%とあまり良くありませんが、3%の奨励金はありがたいですね。
当面使う予定のない500万円ですが、当面の時期がどれくらいを指すのでしょうか?
5年以内であれば無難にネット定期や円建てのMMFでしょう。
それ以上使わないのであれば、投資信託での分散投資を考えてみるといいでしょう。
国内外の株式や海外債券で運用する投資信託です。
しかし、もしかしたら、4,5年先に住宅購入があるかも?ということですと、老後資金に回したい金額のみを投資に回しましょう。
大切なのはお金の目的と使用時期です。
それがないと商品は決まりませんよ。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
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