住宅購入にあたっての名義と控除等について

１番のご質問はその通りが基本です。この持分であれば、妻→夫の贈与税は不要です。（贈与そのものがない）しかし、お母様→奥様には贈与がありますので、何も対策をしなければ贈与税が発生します。

２番ですが、連帯保証にするかどうかは銀行の判断です、担保提供者にはなります。ローン控除は共有うんぬんでは影響しません。固定資産税も特に問題なく、共有にすると不動産取引時少し手間が増えますが、実害はないのでは。

３番目のご質問ですが、ローンというより、売主さんがどう言うかです。通常なら700万円の自己資金分以上の金額を請求してはこないと思います。（事情を考慮してくれるのが一般的）

yuaさんへ

ファイナンシャル・プランナーの渡辺です。

先ほどとは別の質問ですね。
yuaさんからの質問につきまして、お答えいたしますが、販売しています不動産会社の担当者の方にも、必ずご確認していただくことをおすすめいたします。

?母親からの５００万円分につきましても、yuaさんの自己資金の一部となりますので、出資比率（持ち分割合）に加えます。

尚、５００万円につきましては住宅取得資金贈与となりますので、翌年税務署に申告する必要があります。

?通常、共有名義にしている場合、ご主人様のローン債務に対して連帯保証人になるケースがほとんどですが、不動産会社の担当者の方にも確認してください。

住宅ローン控除は、所得税額控除となりますので、課税所得のない方は対象となりません。
yuaさんの場合、ご主人様のみとなります。

また、固定資産税は納付税額をどちらが支払っていただいても問題ありません（持ち分割合で支払っても構いません。）

?住宅ローンの金銭消費貸借契約や、マンションの引き渡し時期とも関係しますので、当事者ではない私が答えることは残念ながらできません。

不動産会社の担当者の方にお問い合わせください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたらお気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺