対象:矯正・審美歯科
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大切な事は
最終ターゲットをどこに持っていくかということです。抜歯をせずに並べたいということにこだわるあまりキレイに並んだけどなんか出っ歯のまんまということもあります。建物を建てるとき最終的なイメージを決め正確な図面を引き建築工程を細かく決めるというのは基本中の基本です。矯正も同じですので専門医との相談をお勧めします。一般治療もするけど矯正もするという医院ではなく専門医です。優秀な専門医は最終目標を明確にプレゼンし、期間、治療費も正確なものを提示してくれるでしょう。安さだけにこだわると中途半端な結果におわります。私の家族で痛い思いをした経験がありましたので専門外ですが回答させていただきました。
評価・お礼
チャメさん
ありがとうございました。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
山内 浩司
歯科医師
2
床矯正の時期などについて
床矯正は写真のような取り外しをする装置をお口に入れていただき、永久歯の持つ幅径に合わせて顎も適切に成長するように促す矯正方法です。6歳くらいで前歯の永久歯が生えてきます。その歯の幅(幅径)よりおおよその永久歯の幅を推測し、全ての永久歯が歯列(馬蹄形)の中に収まるように顎の成長を促す目的を持って行います。このことからもお分かりいただける通り、学童期に選択する事が多い治療法ですので、ご相談者様の12歳のお子様の場合には、この方法が適切なのかどうか、正しく診査・診断をしていただく必要があります。
早い時期より構成咬合(床矯正)を行う事により、噛み合わせ、及び骨格が理想的に成長してくれれば、将来多少のクラウディング(歯列不正)があったとしても、便宜的に歯を抜歯したり、長い期間歯列矯正装置を入れていなくても済むことになります。
矯正の専門医の歯医者さんや、床矯正に精通している歯医者さんにご相談いただくとよろしいと思います。
晝間 康明
歯科医師
5
症矯正および抜歯・非抜歯について その1
こんにちは,矯正専門医の晝間康明です。
矯正専門医の立場でお答えします。ちょっと,不快になる回答かもしれません
気に障ったらゴメンナサイ.
床矯正は、現在の接着式の矯正装置が開発される前に盛んに使われていた治療法です。床矯正装置のような取り外し式の矯正装置を「可徹式(かてつしき)矯正装置」、現在の一般的なブラケットを歯に直接つけて取り外しの出来ない矯正装置を「固定式矯正装置」と呼びます。
過去の矯正歯科医達は可鉄式矯正装置で細かい調整が出来なかったため、その問題点を克服しようとして開発された矯正装置が現在一般的に用いられている固定式矯正装置です。
可鉄式矯正装置では細かい調整が出来ませんが、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の矯正治療では細かい調整まで求めませんので一部の症例には適応できると思われます。
しかし、適切な診断もなくすべての症例で適応できる訳もなく、少なくとも永久歯の矯正治療で使用することは現実期に不可能です。
たとえ、永久歯列期の矯正治療に適応できるとしても、その判断はさまざまな矯正治療経験をつんだ矯正歯医でなければ困難なものです。
・・・回答が長くなってしまいましたので2つに分けます
・・つづく
補足
・・・つづき
矯正治療に伴う抜歯については、あごの大きさに対して歯が大きすぎることが原因で抜歯という診断になっています。
したがって、ある特殊な装置を使用したから顎がどんどん大きくなって抜歯する症例が非抜歯になるというのは考えにくいのです。
患者さんは皆さん、歯並びを簡単な装置で、目立たせず、短期間で、抜歯せずに治したいと考えております。
実は矯正専門医たちも同じように患者さんに負担をかけずに治したいと思っております。
しかし安易に、患者さんの期待に沿う治療方針を選択した場合、本来の目的であった歯並びを治すことが出来なくなったり、今よりも噛めない歯並びにしてしまうことがあるのです。
お子様が、床矯正の適応である可能性は否定いたしませんが、必ず床矯正で治すといった歯科医師に診察してもらう事はお勧めしません。まずは矯正専門医に相談し床矯正の適応でないと判断されれば矯正専門医の判断に従うのがお子様の将来の健康のために重要であると考えます。
先の健康情報番組問題のこともありますので、耳障りの良い情報には十分ご注意ください。
当院の 矯正歯科質問コーナーでも症矯正について回答しています.「症矯正」で検索して頂くと7件ほどヒットするかと思いますので参考になさって下さい.
また,矯正歯科に対する抜歯・非抜歯に対する考え方も下記ページで述べておりますので参考になさって下さい
*参考ページ→矯正歯科における抜歯・非抜歯について
以上、参考になれば幸いです。
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