対象:投資相談
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最近の円高で、外貨MMFを始めようと思っています。
金利が低い定期預金の代わりに
今後数年は積み立てていくつもりです。
本来であればドルコスト平均法に則って
定期的に購入していけばよいのですが、
円安になったのを見計らって
少しでも利益がでるよう売買をしていこうと
考えています。
ただこのつもりで積み立てていくと、
円安がある程度まで進み、
明らかに円高に傾きそうな時に
お金を積み立てる気にならなくなってしまうと
思うのですが、
外貨MMFを始めるにあたり
将来的に円高が進みそうなシーンになった場合
どのようなスタンスでいるのがよいのか
お教えいただけますでしょうか。
質問が分かりづらくてすいません。。。
enomさん ( 東京都 / 男性 / 30歳 )
回答:3件
為替リスクとどう付き合うか
外貨での運用では、為替リスクを完全に避けて通ることはできません。
どこまで円高が進むのか、どれくらい円安に戻すのか、そしてまたまた、円高に・・・、このタイミングを的確に計って運用するのは大変なことですね。このレートになったら利食い、このレートになったら損切りなんていう運用は外貨MMFの商品の性格上ふさわしくないでしょう。
では、どうやって為替リスクと付き合うか? 原則的な話になってしまいますが、(1)長期の運用で時間をかける、(2)分散する、という運用を行うことで、為替レートが振れた時に、心情的にも安定した判断ができるのではないでしょうか。
時間をかけることで利息は積み上がっていきますので損益分岐レートは下がります。
いくつかの通貨に分散することで、利益が出ている通貨もあれば、損失が出ている通貨も…となる可能性もあり、為替リスクを軽減することが可能になることも。たとえば、米ドルやユーロなどの値動きの比較的分かりやすい主要国通貨間で分散したり、原油価格が値上りすると上昇する傾向のあるユーロやカナダドル、新興国通貨との組み合わせなどの方法もあります。(ただし、たとえば他の通貨に対して円全面高となった場合、ひとつの通貨に集中している場合よりも、リスクは軽減されるかもしれませんが、損失を回避することはできない場合もありますし、逆に円全面安となった場合は、ひとつの通貨に集中している場合よりも、利益の幅を小さくしてしまう場合もあります。)
評価・お礼
enomさん
分かりやすい回答ありがとうございました!
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
使用時期を考えながらの運用
はじめまして、enomさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
為替リスクについて、理解されているようですので、為替リスクと利回りを考えた運用が必要ですね。
ドルコスト平均法は、ずっと上がり続ける時などは、逆に購入単価を高くしてしまってデメリットのようにも思いますが、先の事は誰にも分からないので、心情的に行なうより効果があるかも分かりません。
また為替は、株より先を読むのが難しいので、ドルコスト平均法は良いと思います。
現在の円高をきっかけで始められても、まだ円高に進むかもわかりませんよね。
またずっと続けていて、円安になって購入平均単価が上がったとしても、毎月の分配金と合わせてプラスになっているようだと良いと思います。
ですので運用期間中は、流れに任せるように思われても良いかも分かりません。
ただ、使用時期が近くなったら円に交換して、国内のMMFに移されても良いかも分かりませんね。
ですので、使用時期と為替変動と利回りはある程度計算される必要があるでしょう。
評価・お礼
enomさん
分かりやすい回答ありがとうございました!
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外貨MMFの投資スタイル
enom 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
最初に円ドルレートのレベルについて情報を提供いたします
現在の円ドルレートは、購買力平価では適正なレベルです。購買力平価とは雑駁にいえば日米同じ品質・同じ規格の商品を購入する場合の為替レベルです。1ドルが95円前後になっています。
従いまして、今後もこのレベルから円安・円高どちらにも振れる可能性があります。
昨年までの異常な円安は、今回の金融危機で是正されましたから購入の機会としては一つのチャンスとは考えています。
特にドルコスト平均法での購入は高安が在って、購入原価が低くなるものですから、スタートとしては良い時期と考えます。
為替の予測はプロでも困難とされていますので長期的スタンスで購入をお考えください。
円安・円高狙いではなく、MMFは短期金融商品で構成された債券ファンドで毎月複利の運用スタイルという特性を生かし、資産配分の内、外国債券クラスへの積み立てとしてお勧めします。
なお、外貨MMFの購入に当たっては、米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル等での通貨の分散をお勧めします。
宜しければ下記をご一読ください
外貨預金と外貨MMFどちらがお勧め
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/24556
外貨MMFとゼロクーポン債どちらがお勧め
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17396
評価・お礼
enomさん
分かりやすい回答ありがとうございました!
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