新築（築1年）マンション契約後の施工主倒産について

アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。

ご質問の件ですが、このマンションは建築の性能評価が出ているというので、既に完成しているわけですよね…
であれば、完成段階の住宅性能評価書(建設住宅性能評価書)をもらえます。これは施工段階・完成段階での検査を受けているわけで、完了検査と検査済証を既に取得していると思います。

こうした検査の前に施工者自身の社内検査があり、その後売主に対しての検査が課され、最終的に完了検査となっているはずです。

施工状態はともかく、建物が完成していればまずはひと安心といったところでしょう。

今後、引渡し前後に手直し等の工事が発生した場合に、売主がどこに工事をお願いするかは明確にしておくことかと思います。

また、契約の解除に関しては、施工者が民再法を出したからといっても手付金返還による解約は難しいです。
ご自身の一方的解約にあたり、手付金は放棄することで解約となると思います。


瑕疵担保責任はあくまでも売主にありますので、今回のように建物が完成しているのであればそれほど問題にはならないと思います。
ご心配であれば、売主から施工中の工事写真や施工図等をもらい、専門家に見てもうらうことかと思います。



以上、ご参考になれば幸いです。

詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。


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はじめまして。エスケーホームプロパティの高橋と申します。


新井組倒産の影響が出てまいりました、同じようなご相談があります。

倒産時期の施工は、雑でコスト的にもきつい金額で仕事を請けている場合

が多く、設計評価書等では信用できない場合がございます。

万全を期すなら、第三者に検査を依頼する手もございます。

ちなみに、今の状況で契約解除を無傷に行う事はできません。

あくまで契約は、売主さんと買主さんとの問題ですので、今解約をします

と、最低手付金は没収されます。

そういう意味でも、保証責任は売主にありますので、実態として今保証が

無くなったわけではありません。 しかし、通常買主さんから売主へ申

し出た修理は、そのまま売主より施工会社へ通達され、結局施工者が補修

をする構造ですから、今回のケースではその施工者がいない事となり、売主

として、どこに補修を依頼するのかが問題となります。

売主にその点につきご質問される事をお進めします。 但しその質問への

回答は、必ず責任ある立場の方からしてもらって下さい。


ご参考になりましたでしょうか?

この御縁がkizzy様にとって、素晴らしきものとなりますよう願っております。

株式会社エスケーホームプロパティ
代表取締役 高橋 正典

家を通して考えるライフデザイン

夢を現実へ〜西新宿で働く経営者のブログ〜