対象:ペットの医療・健康
7歳のトイプードルなのですが、抱っこなどをしてリラックスしてる時や寝ている時などに、必ず尿が漏れてしまいます。自然に少しずつ垂れてしまう感じです。症状が出だして1年程経ちますが、最初の頃よりひどくなった気がします。医者に相談してもよく判らないようで、膀胱炎の検査だけはしましたが、問題無しでした。いま尿結石体質で、専用のえさを食べていて、水は普通より多く飲みます。それから軽い癲癇があるので、それを抑える薬も1年ぐらい前から飲んでます。血液検査や、尿検査も年に1回はやってるのですが、至って健康みたいです。いったいなぜなんでしょうか。放っておいても大丈夫でしょうか。教えて下さい。
hiko2008さん
回答:2件
尿漏れ
人でも尿漏れを起こしてしまわれる方がいらっしゃいまして、専門の外来を持っている大学病院もあります。いろんな治療法を試されていらっしゃいますが、前に垂れ下がってしまったことによって尿漏れが起こっている場合には、内視鏡下で手術をして、膀胱を吊り上げることもあるようです。ワンちゃんでも原因を特定しなければいけませんが、膀胱鏡で尿道、膀胱頚部、膀胱内と見ていくことでいろんなことが判ります。最近、膀胱頚部が弛緩して尿が漏れてしまう疾患が見つかってきました。アメリカでは、この場合、膀胱頚部の筋肉の筋電図の検査もして居ます。治療としては、膀胱の出口の粘膜の下に、コラーゲンを注入することによって、出口を狭くする手術が行われています。一度のコラーゲン注入で、2年出口を狭くしておく事ができます。日本でではまだこの手術を実施した発表はありませんが、技術的に可能な病院は幾つかあります。コラーゲンは、美容外科で皺取りのときに頬などに注入しているものですが、高価です。
評価・お礼
hiko2008さん
やはり専門医にて検査をしなければ、判らないんですね。ありがとうございました。
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Re:尿漏れについて
尿失禁の原因には、膀胱が大きい場合、神経学的障害や尿路の閉塞によるもの(結石・腫瘍・前立腺疾患・尿道の炎症など)、膀胱が小さい場合は、ホルモン反応性のものや膀胱炎などの尿路疾患によるものが考えられます。ホルモン反応性のものとは、性ホルモンが低下することが原因と考えられており、中高年の避妊または去勢した犬で見られやすく、動物がくつろいでいる時や眠っている時に生じ、他のときは正常であるといわれています。他に老齢性のものがあります。
症状が治まらないようであれば、獣医師に相談し、さらに検査等を検討してみましょう。
評価・お礼
hiko2008さん
ありがとう御座います。とても判りやすく、行き付けの病院でも、突っ込んだ質問が出来そうです。
(現在のポイント:-pt)
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