対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
10年は使わないお金で、500万円の予算があるため運用を始めたいと思い、銀行系のFPラウンジに訪れました。違う銀行2箇所に相談したところ、どちらも安定性と高い利率という観点から、外貨(主に米ドルと豪ドルです)運用の生命保険を勧められました。
現在円高ということもありますし、投資信託より確実な利率に思えたため契約をしてしまったのですが、投資の知識がないままに契約したため、正しかったのだろうかと不安になっています。
そもそも分散投資には「保険」というカテゴリがないのは何故でしょう?
みほ55さん ( 東京都 / 女性 / 36歳 )
回答:8件
受取った保険金お使い道は?
みほ55 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
外貨で安定性というのであれば少しおかしな話ですね。為替の変動だけを捉えるならば、米ドルであってもかなりの変動になりますし、豪ドルはさらに大きく変動する可能性があります。(参考)
それから利率が高いといっても、インフレが高いのであれば、長期的には円が強くなることが考えられるので、現在のお値打ち感はなくなってしまうでしょう。
(こちらで為替のシミュレーションができます)
外貨建て保険は、「予定利率が高い->保険料が安い」ということが魅力ではないと思います。むしろ、保険金をもらうときに、円の価値が大きく下がっているというリスクをカバーしてくれる点にそのメリットを見出すべきだと思います。
保険金を100万円もらって海外旅行に行こうと思っていたけど、円安になっていていけなかったというような場合です。受取った保険金を、外貨から影響を受けやすいものに使おうと考えているのであれば、外貨建て保険のメリットを享受できるでしょう。
投資についてですが、保険が投資に分類されないということはありません。ただし、保険という衣を纏っているためそれを剥がさなければ分類できません。おそらく、投資という観点から考えると外国債券に投資しているのと似たような状況になっていると思います。
こちらを参考にしてみてください。
評価・お礼
みほ55さん
杉山様
ご回答ありがとうございました。
そうですね、「安定性」という書き方が的確ではありませんでした。将来の円の価値が現在よりも更に下がったときのためのリスク回避の一手段として考えていました。リンクも大変参考になりました。
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ご自身で判断のできる情報を提供します
はじめまして、FPの岩川です。
できるだけ、ご自身で判断のできる情報を提供します。
一般に、変額年金やドル建て年金(終身)、投資信託、ETFは、
国内株式、外国株式、国内債券、外国債券が投資先となります。
ほとんどの場合、最終的なお金の投資先は、みな同一ですが、経由する商品が異なります。
仮に
ビールを買う場合に
イトーヨーカドーで、買うと200円ですが、
コンビニで、買うと220円と高くなります。
すぐに飲みたければ、高かめのコンビニで買いますが、時間があれば、イトーヨーカドーでまとめ買いをすれば安くなります。
コンビニで買うと中身がコーラというのも魅力的ですが、そんなことはありません。
購入する場所と手段が変わっても、ビールに変わりありませんが、価格は変わります。
つまり、投資先が同じであれば、運用結果も同一(インデックス運用)になりますが、手数料の差で結果が異なります。
一般には、保険を経由して購入するより、ご自身でダイレクトに購入した方が安くなる訳です。
ドル建ての場合は、米国債に投資をする効果とほとんど同じです。
ご自身で米国債をダイレクトに購入すれば、結果は同一でも、コストの分、有利です。
ただ、コストをかけて、手間を省くという意味では、良いと思います。
10年以上の運用ならば、よく検討するべきです。
参考までに
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/column/list/series/3033/?p=1
評価・お礼
みほ55さん
岩川様
金融にうとい者にも非常にわかりやすい説明ありがとうございました。
検討する時間をとらずに勧められるままに契約した結果だったのだと反省しました。
ただ自分も、FPラウンジで「こまめに検討する時間がなく、できるだけリスク回避したい」との姿勢を見せたのもすぐに保険商品を勧められた原因かと思います。
コモデティファンドなども大変迷っていたのでリンクは熟読させていただきます。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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販売者の利益が優先されるという悲しい現実に喝!
みほ55さん、はじめまして。
''オールアバウトフィナンシャルサービス登録IFAの田口智隆 ''です。
まず500万円という余裕資金を運用しようと思い、行動を起こされた
のはとても素晴らしことです。
ただ、私とほぼ同い歳のみほ55さんには「もったいない」というのが
正直な私の気持ちです。
銀行の担当者が、なぜ投資信託ではなく生命保険(外貨建て)を売りた
がるのか?薦めるのか?
それは投信を売るより、保険を売る方が儲かるからです。
保険会社から銀行に支払われる手数料が投信を売った時よりも高いから
です。
私自身、投信も保険も両方扱っていますが、
運用目的のお客様に生命保険(外貨建て)を薦めることはしません。
それぞれのメリット、デメリットをお話させていただいて
最終的にお客様に選んでいただくのですが、
今までに生命保険(外貨建て)にした方はいませんでした。
今後、どのようにしたら良いのか具体的なことにつきましては
お手数ですが''こちら ''よりお問合せください。
私からのアドバイスがみほ55さんに少しでもお役に立てると
嬉しいです。何かございましたら気軽に声をかけてください。
評価・お礼
みほ55さん
田口様
はじめまして、直球で明快なご回答ありがとうございます。納得です。
運用には時間が味方、ということをよく目にしていたので、納得できる投資方法を自分で決める時間が勿体無いと思ってしまい、よく勉強をしないまま、リスクを嫌う気持ちだけで契約してしまったんだなあと分かりました…。これから自分で全て納得してから行動するよう反省です。
回答専門家
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今後の対応を検討しましょう。
京都のファイナンシャルプランナー、佐々木です。
生命保険は「保障」が主な目的となりますので、資産運用の観点からすると、保障のためのコストが積み上がってきます。運用効率を考えた場合は投資の対象にはなりにくいですね。販売する側の無責任さにはあきれます。
とはいっても、契約を済ませてしまっているのなら、今後のことを考えないといけないですね。どのような生命保険なのかわかりませんが、解約して損失が出てしまうのならこのまま保有して、みほ55さんの全体の資産運用や他の生命保険契約などと調整をとって、できるだけ効率よくしていく方向で考えていくことになりますね。
評価・お礼
みほ55さん
佐々木様
はじめまして、回答ありがとうございます。
自分で投資信託のリスクとリターンを調べなかったために紹介された商品が大変良く見えてしまったのです。
投資の目的と金額に近づくための最短距離をとる方法という基本を忘れていたためだと思います。
この経験を踏まえて効率をあげるよう改めて投資を勉強しようと思います。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
発想の転換を図りましょう。
みほ55様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
遅ればせながら、ご相談内容、拝見いたしました。すでに他の専門家の方々が、的確な回答を出されていますが、別の角度からも、ご説明させていただきます。
「10年は使わないお金で、500万円の予算があるため運用を始めたい」と、ここまでの判断は、まったく問題なく、銀行系のFPラウンジで、手数料が高めの個人年金保険を勧められ、そのまま契約してしまったことが、問題というわけですが、今から解約するとペナルティをとられてしまいますので、ダメ出しではなく、発想の転換を図りましょう。
まず、確認事項として、銀行系のFPラウンジは、相談が無料の代わりに、手数料が高めの金融商品を勧めらる傾向がある、一方、独立系のFP事務所は、相談が有料の代わりに、相談者にとって、ベストな提案をしてもらえる傾向があるという違いがあります。
銀行も営利企業ですので、冷静に考えれば、手数料の高いものを勧めるのは、当然のことです。この場合の考え方として、すでに払ってしまった手数料は、戻ってこないものと考え、アフターサポートの面でしっかりと対応してもらうという発想でいきましょう。もちろん、手数料が高めの分、保険商品には、投資信託にはないメリットもいくつかあります。
米ドルと豪ドルによる運用そのものは、必ずしも、わるくはないと思いますよ。
以上、多少なり、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
みほ55さん
森本様
はじめまして、コメントありがとうございます。
独立系FPと銀行系FPの違いを最初から切り離して考えていませんでした。騙された気持ちにすらなったのですが、アフターフォローの安心料として、前向きに捉えることもできますね。
マイナス要素ばかり考えてしまい落ち込んでいたのですが、コメントいただき今後の投資の勉強のために活かそうと思えました。ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
期待利回りも考えた運用
はじめまして、みほ55さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
>安定性と高い利率という観点から、外貨(主に米ドルと豪ドルです)運用の生命保険を勧められました。<
ちょっとおかしな話ですね。
確かに、現在では利回りも国内の金融商品よりも高いと思いますが、為替変動などがあり安定しているとは思いませんね。
為替レートが1円変わっただけで1%近くの変動があるわけですから・・・。
投資信託も各国の指数ベースでの統計で10年以上の運用では、運用の悪いものでもプラスに転じるというデータもありますし、平均では7%くらいの運用実績が出ています。
>分散投資には「保険」というカテゴリがないのは何故でしょう<
実際は、保険商品も金融商品ですのが、保険商品では金融資産の減少リスクを回避するという事になってしまいますね。
理由として流動性に対しての換金率があるでしょうね。
短期の運用でしたら、元本割れをしてしまいますから預貯金やMMFなどの運用が良いでしょうし、長期の運用でしたら、投資信託などで分散投資をした方が期待収益は多いと思います。
評価・お礼
みほ55さん
吉野様
みほ55です。コメントありがとうございます。
私が加入した商品は10年もので、予定利率は米ドル3.9%、豪ドル5.9%(初期費用、積立期間中負担金なし)、円転時に両通貨とも片道+50銭というものですので、教えていただいた投資信託の運用実績平均率からみるとかなり手数料を引かれてしまっているのがわかりました。
他のFPの方々のご意見も読んでみて、保険は債券運用にあれこれ衣がかかっているから投資と言い難いのもわかりました。
ファイナンシャルプランナー
-
保険商品の経費が大きいからですね。
みほ55さん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
運用したいといったら保険を勧められた。
よくある話です。
保険のほうが売りやすいからでしょう。
投資信託が元本割れリスクがあるのに対して、保険であれば受取時の年金原資が保障されていることと、銀行が受け取る手数料が保険のほうが高いことが理由だと思います。
外貨建て年金では外貨ベースでの利回りが確定しています。
しかし保険という商品であるために保険費用が発生しそれを差し引いた分が運用に回ります。
契約時費用と言われるものですが、商品によっては5%〜8%です。
つまり100万円で契約したつもりでもこの分を差し引かれた分しか運用には回らないというわけです。投資信託ならば高くても最初にひかれる手数料は3.15%というのが一般的です。
契約された保険には積立利率のほかに実質利率というのがあると思いますが、
投資額に対しての利回りはこの実質利率を参考にしましょう。
となると、運用商品として考える場合、運用効率が下がりますから分散投資のカテゴリの中には保険はありません。あえて入れるならば外国債券ということになります。
外国債券であればアメリカやオーストラリアの国債、またはそれで運用する投資信託のほうが効率的です。
もう一つの保険のディメリットが解約控除です。中途解約する場合に差し引かれる控除が大きいので途中で解約する場合は元本割れしてしまいます。
以上のことから純粋に運用を考える場合は保険というカテゴリーはありません。
外貨建年金よりも、その対象となる海外債券で運用する方が利回りはずっと良くなりますから。
しかしながら保険を運用商品としてすすめる金融機関は非常に多いですね。
悲しいことに・・・
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
みほ55さん
羽田野様
ご回答ありがとうございました。一時金で受け取ります。満期時にそのまま外貨普通預金に移し変え、受け取り時のレート次第では外貨のままプールするつもりです。手数料はかからない筈ですが再度確認してみます。
アセットクラスの選択は今後株で考えてみます。
大変参考になりました。ありがとうございます。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
-
一時払いにの変額年金に契約されたのですか?
はじめまして、札幌でファイナンシャルプランナーをしている恩田と申します。
質問内容を拝見したところ、一時払いの変額年金を契約されたのではと考えます。
変額保険は、投資信託+保険機能がついている保険商品になります。投資信託で運用するため、運用の結果次第で満期の保険金額が変わります。保険機能は保障期間に死亡や高度障害が起こった時に支払われる保険金を確保するものです。
分散投資に保険のカテゴリーがないのは、一般的な保険商品は資産を増やすものではなく万一
の場合に備える商品になりますので投資のカテゴリーとして分類されていません。
ただし、変額保険は投資信託で運用しますので投資商品として分類されます。一般的に、投資信託よりも販売手数料、信託報酬は割高になります。
評価・お礼
みほ55さん
恩田様
はじめまして、みほ55です。
ずばりこの商品を契約しました。
http://www.citibank.co.jp/ja/annuity_insurance/products/montagne_index.html
保障としては死亡保障のみです。
生命保険契約者保護があるので安全な外貨定期預金、程度の気持ちで契約してしまいました。
そのような発想自体も、投資とは言えないなと自分で気付きました。
みほ55さん
継続させるにあたっての注意点
2008/06/05 01:08羽田野様
みほ55です。宜しくお願いいたします。
保険が投資と言えない理由が明確にわかりました。ありがとうございます。今回は勉強したと思い、あらためてコツコツ毎月積立で投資信託を別で契約し、この保険はよほどの理由がない限り中途解約は絶対しないようにし、継続していく予定でおります。
そこで質問なのですが、私が契約した保険商品は10年運用もので、予定利率は米ドル3.9%、豪ドル5.9%(初期費用、積立期間中負担金なしとのことなので実績運用率と考えてよろしいですか?)、円転時に両通貨とも片道+50銭の費用がかかります。
満期時の為替差益(購入時もらった損益分岐点を参考にする予定ですが)以外に、何か注意すべきことがあれば教えていただけると幸いです。
みほ55さん (東京都/36歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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