対象:住宅設備
回答:5件
松本 一郎
インテリアデザイナー
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支給について
おはようございます。
私はオーダーメイド専門のステンドグラスを製作している松本と申します。メーカー側という立場からお話をさせて頂きます。
施主支給のメリットは、?コストが抑えられる?双方の満足の行くものが作れる
デメリットは、?建築業者によっては施工の際に円滑に工程に組み込まれないことがある。?支給品のみ、周囲のインテリア等と馴染まないことがある
ということになるかと思います。
もし建築家(設計士)を介する注文住宅の場合は、支給品を選択すつ旨と、ご自分のイメージを伝え、必ず建築家に同行してもらうようにした方が色々と円滑に進みます。
また、瑕疵保証等、建物の保証外になります。
支給品の瑕疵により、例えばステンドグラスでしたら、ガラスが破損した場合、外す際に、周囲の枠まで影響が及びます。ガラスは支給なのでメーカー保証、枠は建築範囲だけど施主側瑕疵のため自腹ということになりかねません。
支給品は、品質と、施工までしっかりと保証をするものを、「建築家(設計士)と共に」選択するのが良いと思います。
最近はハウスメーカーでも、建築と設計が分かれてきていますので、設計に相談するのがよいでしょう。
それさえやっておけば、オーダーメイド品に関しては支給品をお奨めします。
大谷 正浩
住宅設備コーディネーター
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施主支給を成功させるための注意点など・・・。
施主支給というシステムは、この3年間ぐらいで急激に日本国内に浸透してきたシステムです。
建築に関わっている人間にとっては知らない人はいないぐらいのレベルになってきました。
しかし、一般の方にはまだまだ知られていなくて、家を建てる、リフォームをしようかな、と思ったときネット等で調べていくうちに、「何このシステム??」と初めて発見される、というレベルです。
ただ、このシステムは外国ではあたりまえのように使われているシステムです。
施主支給はお客様が好きな商品を直接買い求め、その商品を現場に入れ、建築会社さんに取り付けてもらう、というシステムです。
よって、必ず事前に建築会社さんに、施主支給利用の承認が必要となります。
ご希望の商品は、早めに選定し準備は必要ですね。メーカーショールームから見積書と図面を出してもらったら
現場監督さんに、選んだ商品が現場に納まるか確認していただくと安心でしょう。
あとは、施主支給会社選びです。
ネットでのお買い物ですので、相手の会社の担当者の顔が見えません。
なので必ずその会社を調べる必要がございます。
1.施主支給を片手間でなく、専門に展開しているか?
2.会社の歴史は十分か?
3.法人であるか?
4.ネットではあるが、会って打ち合わせることができる スペースが、その会社にあるか?
5.信用のある公の場でイベントなどが開催できる会社で あるか?
施主支給会社選びはとても重要です。
そして建築会社さんと、十分なコミュニケーションも大事です。
ぜひ、成功させて下さい。
決して難しいシステムではございません。
一般の方が使えるシステムですから。
長谷川 高士
住宅設備コーディネーター
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施主支給を支援しています。
ケロッグさん、こんにちは。水まわりアドバイザーの長谷川高士です。
年内に建築予定とのこと。
もう完成されたことでしょう。
施主支給、いかがだったでしょうか?
当社では、施主支給を支援するサービスをご提供しております。
具体的には、
1) 商品選定サービス
あなたの希望にあった商品を、あなたに代わって選定します
2) 納入サービス
当社から商品を購入して頂いた場合、納品や組み立て施工日の打ち合わせを、あなたに代わって行います。
施主支給のトラブルは、
・商品の発注ミス(品番・色間違い、部品不足など)
・段取りミス(工事の遅れによる、ユニットバスなどの納入施工日の急な変更など)
がほとんどです。
納得の買い物を、お手伝いしています。
御前 好史
建築家
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段取りとリスクを確認しておくこと
施主支給は主にコストダウンを目的として、インターネットの普及に伴い広く知られるようになってきました。しかし建築工事では施主支給を手際よく進めるのにコツが必要です。またそれなりにリスクもありますので、それらを下記にまとめました。段取りとリスクをあらかじめ確認しておくことが重要なのです。
納期
工事の進み具合にあわせてタイミング良く現場に搬入してもらう必要があります。持ち運び出来る小さな物はご自分で持参するのが確実ですが、そうでない場合は注意が必要です。
取り付ける日になって何時に届くかわからない・・・という状況にならないよう、なるべく取り付け工事の前日までに搬入してもらいましょう。
受け取り
現場に搬入される荷物を誰が受け取るのか、施工業者さんとよく打ち合わせておきましょう。大きな荷物の場合、保管しておく場所についてもあらかじめ決めておきます。
取り付け工事
便器や洗面器、水栓などの衛生器具は、購入した品物以外に別途部品が必要な場合がありますので、あらかじめ施工業者さんと打ち合わせておきましょう。部品を拾い出すのに専門知識や経験が必要となる場合もありますので、それらの部品は施工業者さんに取り寄せをお願いした方が良いでしょう。すべての部品が取り付け日に揃わない場合、思わぬ出費が!というリスクもあります。
トラブルがあったとき
支給品に不具合がある場合や、搬入までに傷が付くリスクも考慮しなければなりません。この場合ご自分で販売店と折衝する必要があります。また無事に取り付けが終わっても、品物自体に原因がある場合にはメーカーに問い合わせなければなりません。さらに、工事途中で傷が付いてしまった、等のトラブルのときに慌てないよう保管責任はどちらか(施工業者またはご自分)を明確にしておくことが大切です。
これまで複数の業者に発注して工事をする「分離発注方式」で設計監理をしてきましたが、施主支給もその中に含まれます。そこで、この施主支給の手間とリスクをなるべく少なくしてゆく仕組みが整った、オープンシステムをご紹介します。この方式では、いろいろな手間や専門的な事柄について、設計事務所がお手伝いすることになります。またリスクについても保険で解決出来るようになっています。是非参考にしてください。
横山 彰人
建築家
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(現在のポイント:-pt)
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