毎月の貯蓄額について

こんにちは ながちゃん。

コンサルタントの若宮光司です。

毎月いくら貯蓄しているという質問の回答は難しいです。
特にながちゃんの年代ですと既に子どもさんがいたり、まだ独身だったりと生活様式が様々です。
それから家庭によっては貯蓄に近い満期返戻金がある生命保険に加入してその保険料のウェイトが重かったりもします。
毎月5万円というところが平均ではないでしょうか。
30代の世帯の場合、年収の10%から15%貯蓄している割合が25.5%となっています。
(平成18年分の金融広報中央委員会調査)

ご質問の回答とは少しずれますが参考にされる数値をお教えしましょう。

30代の世帯平均貯蓄保有額 約465万円

ながちゃんの貯蓄額2,600万円となると同世代の上位約3.8%に入ります。

つまり、立派な家計設計を実践しているのですよ。

これから大事なのは、
1.貯蓄する目的を明確にする (マイホーム資金とか老後生活資金とか)
2.目的を達成するための必要額を算出する
3.目標達成時期を設定する
4.目標達成手段を決定する (預金なのか投資信託なのかなど)
運用方法で年間数%以上の開きが出てきます
5.ここまでが決まって初めて種類毎の毎月貯蓄額が決まってくるのです。

この1.〜5.までの意思決定を私を始めとするFPがサポートしています。

今回、回答した数値以外にも興味がありましたら下記のHPアドレスを開いてみてください。

金融広報中央委員会ホームページ

http://www.shiruporuto.jp/

http://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/yoron/index.html

ながちゃんへ

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。

一所懸命貯蓄しておられますね。


同じ世代の方の平均的な貯蓄の金額は、

他の専門家の皆様がお答えになられたとおりです。


では、ながちゃんやご家族にとってふさわしい貯蓄の額かどうか、
少し気になるところですね。

いわれました貯蓄額を計算してみると、(控えめにみて)
15万円×12ヶ月+60万円=240万円です。

実際に前の年と比べてみて、240万円貯蓄が増えておられますか。
そのとおり増えていたら、本当にすごいと思います。


仮に240万円増えているとして、

3年以内に必要なこと、やってみたいこと

10年以内に必要なこと、やってみたいこと

10年後よりももっと先に必要なこと、やってみたいこと

これらのことが全部できたら、
ながちゃんやご家族にとってふさわしい貯蓄ができているということです。

ながちゃんやご家族の隠れている夢も、やってみたいことに入れてくださいね。

ながちゃん様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人です。

同年代の人は毎月いくらくらい貯蓄しているかについては、人それぞれです。

ながちゃん様の場合は、ご夫婦共働きで、毎月の生活費が25〜27万、毎月の収入に対する貯蓄の割合は、35%〜40%になりますが、お子さんがまだでしたら、無理な貯蓄の割合ではないと思います。但し、車関連費と家賃(住宅ローン)が、毎月の貯蓄可能額に大きく影響を与えますので、それ次第です。

もし、将来の生活資金等の不安で、貯蓄の割合を無理に高めているようでしたら、投資信託等による運用を考えていくのも、ひとつの方法です。将来に備えるあまり、今の生活がぎすぎすしてしまっては、本末転倒ですよね。

手順としては、まず、いつまでにいくらという目標設定をした上で、長期間寝かせて置ける資金を具体的な金額で割り出し、目標利回りと資産配分を考えていきます。もちろん、投資信託は、国債、ネット定期のような元本保証の金融商品ではありませんので、元本を損なわないようにリスクコントロールをしていく必要があります。

リスクコントロールを考える上で大切なポイントは、「時間」を味方につけることですが、本格的に検討される場合は、専門家のサポートを受けながら進められた方が、安心です。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

ながちゃんさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『同年代の人は毎月いくらくらい貯蓄しているのでしょうか?』につきまして、ながちゃんさんのふたり合わせた月収金額42万円に占める貯蓄の割合は35.7%〜40.4%と、相当高い割合になっていますので、これからもこの水準を維持していっていただければ十分です。

また、貯蓄の残高が2,600万円もありますので、一度将来予定しているライフイベントの時期とそれにかかる費用を整理していただき、ライフイベントの時期に満期がくるように、また、老後資金など長期運用が可能な資金につきましては、外貨建て金融商品や投資信託など、成長性資金も一部組み入れることもよろしいと考えます。

今までふたりで頑張って蓄えてきたお金ですから、これからはお金にも汗をかいて働いて貰うように運用の方法につきましても、工夫していただくとよろしいと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

はじめまして、FPの城木きよ子です。

ご質問の件ですが、貯蓄額は世帯構成や保有資産などにより収入が同じでもそれぞれ異なります。
他の人と比較するのは、あまり意味がないと思います。

ながちゃんさんは、今後、どのように過ごしたいとお考えですか?
お子様が生まれれば教育費が、マイホームを持つには住宅資金が必要になってきます。

今後どのように過ごしたいか、ご夫婦で話し合われて、そのためにいくらお金が必要と見積もってはいかがでしょうか?

現状、貯蓄率が高く大変がんばっていらっしゃり、素晴らしいです。
貯める目的が見えれば、さらに励みになると思いますよ。

ながちゃん様

毎月の貯蓄額は個々の家庭で異なり、収入でも変わります。年間収入5分位階級、貯蓄の種類別貯蓄現在高(平成18年)を掲載します。年収で当て嵌めてご判断ください。なお、貯蓄額2600万円は第五収入階級の平均を超えています。

ただ、資産配分が普通預金と定期預金だけでは勿体無いのではと考えます。住宅購入などが予定されていない場合は資産の配分をご検討下さい。

ちなみに、私のHPに、最も長期的に資産を運用している年金運用各団体、国民年金基金、企業年金連合会、年金積立金管理・運用(独行法)の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html