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田邉 康雄
経営コンサルタント
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計画段階に重点をおいたマネジメントシステム
ヤフーに「GTD」を入力して英文「Wikipedia」を開き、内容を読み取りました。すると「David Allen Company」の活動マネジメント方法でありGetting Things DoneとGTDは同社の登録商標とあります。 マネジメントシステムの一種であることを確認しました。
―― デミングのPDCAサイクルという有名な経営ツールがあります。これば、「Plan」⇒「Do」⇒「Check」⇒「Do」のサイクルを繰り返しながら狙った方向へと漸進するためのツールです。典型的には品質ISO9001とか環境14001とかの規格があります。
―― これに対してGTDにおいては、「Collect」⇒「Processing」⇒「Organize」⇒「Check」⇒「Do」のサイクルをとります。
これは「情報収集」⇒「情報加工」⇒「やるべきことの業務を立案」⇒「立案の妥当性を確認」⇒「実行」という順番で実施されます。デミングのPDCAサイクルと異なる点は、計画立案の段階でその計画の妥当性をよく吟味する点です。
―― この利点をGTDは次のように言っています。すなわち「仕事をどこかに記録することによって記憶から取り去る。これによって心は自由になり、本当に今やらなければならない仕事に集中できる」と。
ISOなどの他の「マネジメントシステム」や、「自己管理術」や「時間管理術」と異なる点は、仕事を遂行すべき仕事の順番によってグルーピングして記憶させておく点です。計画の段階で充分に時間を掛ける点です。
―― 私が読み取った内容は以上です。私も興味を持ちました。近々以下の著書を購入して精読するつもりです。そしてまたご報告申し上げます。
1)「仕事を成遂げる技術 ―― ストレスなく生産性を発揮する方法」(デビッド・アレン著、森平慶司訳、2001年9月二見書房発行、1890円)
2)「ストレスフリーの仕事術 ―― 仕事と人生をコントロールする52の法則」(デビッド・アレン著、田口元訳、2006年5月はまの出版 2001年9月発行、1575円)
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