対象:ビジネススキル
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長期視点とマネジメント発想を
社会人のみなさんの「成長」という視点で企業研修やセミナーをおこなっている立場から、1つの提案をさせていただこうと思います。
「成長」にかかせないのが、長期スパンの視点と、その過程をマネジメントするという発想です。この視点、発想を、その社員に明確に持たせるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
前提として、この社員が仕事を抱え込みたくなる理由を、組織として点検し、仕事をシェアする仕組みを見直すなど環境整備も必要です。
しかし、本当に必要なのは、本人に自分のポジションと役割をしっかりと意識させること、そして、長期視点で自分の仕事の成果、健康・体調をマネジメントする意識を持たせることです。
がむしゃらに頑張って途中でダウンしてしまうことは、非常に狭い視野、短いスパンでしかものを見ていない証拠だということを理解させてあげなければなりませんね。
それは、上司や社長がミーティングの場で語るべきことかも知れませんし、個人的に話をしてもいいかも知れません。あるいは、そういう視点が持てるようなマネージャー的ポジションにつけるのも1つの手かも知れません。
自分がこれから歩んでいくことになるキャリアパス、あるいは組織全体の業務の状況、流れなど、時間軸・空間軸で全体像をとらえさせるような研修を、早い時期に用意しておくことも今後は必要かも知れませんね。
ちょっと抽象論に偏ってしまった感がありますが、何か参考にして頂ければ幸いです。
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藤島 淑子
経営コンサルタント
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役割を変えるタイミングかもしれません
部下の「能力を伸ばす」方向性は、大きくは2つ。
1.同じ役割で、担当する業務の量を増やす/質を高める
2.役割を全く変えてしまう
です。
この部下の方は、能力も高く、仕事をたくさん抱えているということで、今の役割では十分成長しきってしまったのではないでしょうか。
だとすると、これ以上は、2.に方向転換し、マネジメント的な役割を期待していくのが良いのではないかと思います。(本人が合意すれば、ですが。)
マネージャーになると、「任せる」というのが重要な役割になり、今までのような「抱え込む」ことは良しとされません。
そういう意味で、本人にとってはある意味パラダイム転換ですが、そこで時間の使い方や仕事の仕方等に改めて頭を使うようになり、これまでのワークスタイルを変える必要性を自分自身で認識できると思います。
おそらく現場のキープレイヤーでしょうから、短期的に見ると、会社にとっては業績に影響し、組織は混乱し、本人はストレスを溜め・・・という事態に陥るかもしれません。
でも、最終ゴールは、このような優秀な人の力やノウハウを組織に展開し、組織全体で成長していくことなので、マネジメントの役割にシフトしていくことは、長期的に見れば、会社・組織・本人にとってWin-Win-Winの状態を作れると思います。
まずは、会社側も本人も、役割に関する認識を転換することから始めてみてはいかがでしょうか。
ただし、一つ大切なのは、メンターをちゃんとつけること。
この方のように自分で抱え込む傾向がある人の場合は、新しい仕事に就いたとき、必要以上のストレスや悩みを抱え込むことも考えられます。
ですから、何でも気軽に相談できるメンターが重要な役割を担うと思います。
あるいは、上司が今まで以上に、少し介入してあげるのでも良いと思います。
この方を一段高いレベルの人材に育て上げるためにも、組織として万全のバックアップ体制を整えることが大切だと思います。
(現在のポイント:-pt)
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