対象:リフォーム・増改築
回答:3件
屋根葺き替えについて
現在の屋根材によって大きく変わります。
瓦屋根だと勾配があるので、瓦、コロニアル、金属瓦、また最近では軽量瓦というのも出ておりますので
瓦の風合いも残り見た目も豪華です。
またコロニアルの場合ですと、またコロニアルにするか、最近の素材でオークリッジにするか、金属屋根にするかと、いろいろ選べます。
施工の方はオークリッジが一番早く終了すると思います。
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耐久性重視ならガルバ二ウム鋼板などは?
ご質問ありがとうございます。
お薦めの屋根材についてですが、まず既存の屋根材に何をお使いになっているのでしょうか?
そこからお薦めしたい屋根材も異なってきます。
最近では、耐震構造のこともあり、重い和瓦などは、葺き替えの際にあまり使われてこなくなりました。通常のコロニアルからは、再びコロニアルを使用することも多いのですが、最近では、耐久性などを重視してガルバニウム鋼板などを使用される方も多くなってきました。
ご予算やご希望のデザインとの関係もあるので、様々な選択肢があるかと存じます。
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深澤 熙之
建築プロデューサー
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地震対策の事も考えれば軽い素材のものがお勧めです
屋根の種類には
※日本和瓦として粘土瓦系・セメント瓦系 そして洋瓦系でS字形状になっているもの
※コロニアルなどのスレート葺き系あ(メーカーによってはカラーベストスレート葺きと言っています)
※瓦棒系・いわゆるトタン葺でハゼ工法と言っているタイプ
※金属ルーフ系最近特に増加してきましたガルバリウム鋼板による金属ルーフです。
それとは別に日本では昭和アルミだけが製造販売しているアルミルーフという金属ルーフです。
上記の中で一番重たいのは粘土瓦が筆頭で一番重く坪あたり250キロから350キロ、次にセメント瓦で150キロから100キロくらい
その次にスレート系でコロニアルですが軽いと言われながら、坪あたり75キロから50キロあります。
次に瓦棒とかガルバリウム鋼板の屋根材で坪当たり20キロから21キロです。
一番軽いのはアルミルーフで坪あたり7キロでこの中では一番軽いです。軽さではこのアルミルーフが一番軽く、地震対策には軽い方が良いと言われていますがそういう意味では最適です。
次に、耐久性に於いてですが、この中では一番重たい粘土瓦と一番軽いアルミルーフが屋根の素材としては両方とも屋根材本体の事を考えれば耐久性に優れておりそれぞれ、一長一短があります。
(ただ、粘土瓦はかなり重たい為、それに耐えられるしっかりした住宅は日本では数えられる棟数しかありません。)
アルミルーフは世界の金属の中で唯一の耐久性のあるアルミ超合金を使用していますので、軽くて、強くて、耐久性があると言うことで金属メーカーでは評価されています。)
補足
上記のガルバリウム鋼板は2.3ミリ以上の躯体構造として使用できるような厚みがないとメッキ部分の亜鉛を敢えて腐食させ、鉄金属の部分を覆い隠すという効果がなく、屋根材や外壁材の場合は0.5という薄い厚さの金属厚にする為、ガルバリウム鋼板としての効力はなく、通常のトタンと全く同じで、実際に屋根を施工して、施工後2年くらいで錆が発生し、穴が開いてしまい、屋根材、外壁材としては今までのトタン屋根、トタン板の外壁と変わらない素材ですので、特に塩害の多い、潮風の強い、海辺などでは使用しないほうが賢明です。(全国からこれに関する、錆、穴が空いたという苦情クレームの相談が増加しています)
以上が今の日本における屋根材として大きく分けられるのですが、工事の方法も下地工事が必要なものや必要でないもの、下地としては必要はないが、現況の状況としては野地板を交換していかないと施工できない場合もあり、それぞれの素材には専門の技術の工事の工法があり、それが一番大切なところです。
地震対策のことだけを考えれば、金属ルーフは良いですが、その金属ルーフの中でも通常のガルバリウム鋼板は板厚だけの安価に抑えた製品が多いので、製品は安価に収まりますが、結露が出やすく、腐食して穴も開きやすい欠点がありますので、多少高価でもアルミルーフにするか、それとも安価な製品で後でメンテナンスがかかっても良い製品でするか よく吟味をしてご判断をされたら宜しいかと存じます。
ちなみにここでご紹介したアルミ超合金によるアルミルーフは樹脂を素材にした断熱効果のあるバックアップ材を一体化した製品にしており、断熱効果のあるアルミ屋根ルーフ材です。
(現在のポイント:-pt)
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